日東の3突D型付属のシュビムワーゲンです。
現在ではフジミスペシャルワールドアーマーからキャタピラを連結式に変えた
キットが発売されてますがこれは20年ほど前に買った純然たる日東製。
(フジミ版にはシュビムワーゲンは付属しません)
値札は250円となってます。いい時代でしたな。
メインの3突を作れるのはいつの日か・・・
各部にニットー独特の硬さはみられるものの全体のプロポーションはなかなかで素性のいいキットです。
指と比較してもらえればわかりますが私の親指とだいたい同じ大きさです。
車体上下を接着後段差をならして省略されてるエンジンフードのスジをカッターで入れます。
バンパーとサイドのバーは伸ばしランナーから、車体中央のバーは真鍮線から自作。
燃料フィラーキャップはプラ材から。
マフラーのガードは紙に瞬接をしみこませたもの。
スクリューのガードは0.1ミリ銅板で。
どうでもいいけどこの時点では塗装の便を考えて可動にしています。
クランク穴周辺も簡単にディティールアップ。
フロントサスペンションは棒だけだとさびしいので円板をつけてみました。
ホイールは円柱を重ねただけの実にそっけないものですがエッジを削り込んで
おわん型にすると多少印象はよくなります。
シートは高さが足りないのでプラ板で継ぎ足し、ついでにキルティングを再現。
フロントウインドウは透明プラ板の左右に薄いプラ板を接着して側面が楔形になるように
削り込み。
上下の枠はマスキング塗装で表現しました。
幌はティッシュペーパーを糸で縛ってマスキングゾルを塗布して目止め、幌骨はステンレス線です。
(2003,9)
シュビムワーゲン 完成品ギャラリーへ