模型雑記#11
縮尺問題 Part III




Part I,IIと2回に渡って取り上げたスケールモデルの縮尺の問題、 私がよく閲覧している映像業界模型趣味人協同組合バナナっ子クラブ様の掲示板に最近これに関連した 大変興味深い議論があり、当サイトへの再録をお願いしたところ快諾をいただきましたのでここにご紹介します。

なお、本筋と関係のない部分は私の判断で割愛させていただきましたので多少繋がりが唐突だったり、 物言いがぶっきらぼうになったりしていることをお断わりしておきます。
文章自体は原文のままです。


の書き込みは前のコラムの内容をなぞっただけなので、特に新しい情報はありません。^^;
前回、末尾が0、5スケールは日本起源と書きましたが日本より前にアメリカで1/40が存在しており、 これはT.M.様の説(10ft→3inch)で間違いないように思われます。

1/32に関しては1/2の5乗と見るべきかT.M.様の8ft→3inchと見るべきか、迷うところですね。
まあ、本質的には同じことなのであえて追求することはないのかもしれませんが。

TAC様の1/35の考察は(ご本人がおっしゃってるように正しいかどうかは別にして)大変ユニークでまさに目から鱗、オールドキットに造詣の深い同氏の面目躍如といったところです。
タミヤより先にアメリカで1/35が誕生したのが本当だとするとその起源は何か?という大いなる疑問が残るわけですが。
ちょっと調べた限りでは鉄道模型ではなさそうですし、ミリ系だと1ft→約8.71mm・・・切りが悪いなあ。
これに関して何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当方の掲示板にでもお寄せください。

(2006,6)