
*チェスの周辺のお話*
世の中にあるチェスが絡んだりする話・出来事などを集めています。
「こんなの知ってる」と言うのがあれば投稿お願いします。
上のほうが新しいです。
思い出したり出来事があったりした順です。
順番に意味はないので念の為。
過去分
「マチスの絵」(情報提供者:林 宏紀さん)(06/12/03)
「ヨーロッパのカフェ文化」(07/08/30)
(クラウス・ドールマン著 大修館書店)
(情報提供者:林 宏紀さん)
ヨーロッパ各地のカフェを探訪し、その歴史とそこに集った人々が織りなしたエピ
ソードを描いた文化誌です。
その中のパリのカフェ・ド・ラ・レジャンスにまつわるエピソードを紹介します。
パレ・ロワイヤル広場にあった<カフェ・ド・ラ・レジャンス>。ここに集ったのはおもに俳優たちで、そこにヴォルテール、ルソー、リシュリュー、グリム、さらにはザクセン大公も加わった。ルソーは一度、有名なチェスの名人フィリドールに思い切って対戦を申し出たことがある。
野心満々のかれは何ヶ月もかけて試合の準備をし、チェスの本に出ている対戦をすべて暗記しようとした。
だが機械的に人の手をまねるだけではまったく主導権をとることができず、結局一番も勝つことができなかったのである。
ロベスピエールについてはこんな話がある。あるときかれは<レジャンス>で若い男と何回かチェスをして、そのすべてに負けてしまった。なにかほしいものはあるかと尋ねると、思いもかけないことに相手の男はじつは若い女性なのであった。こうしてかの女は、恋人を監獄から出してもらったのだ。
「明治チョコレートCM」(07/04/16)
桑田佳祐(サザンオールスターズ)と外国人女性(歳は20歳前後くらい?なぜかメイド服・ちょっと露出度高め・でも清楚っぽくはある)がチェスを指している。
桑田が足を見ようとして?わざとポーンを落とし、かがんで彼女のほうを見ると、彼女もかがんでいて、「チェックメイト」。本当に詰んでいる。
なんじゃこりゃ。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第117巻『目隠し将棋名人!?両さんの巻』より」(06/12/03)
(秋元治著:集英社ジャンプコミックス ISBN4-08-872796-7)
(情報提供者:金子 タカシさん)
最初は普通に将棋を指していた両さんと同僚ですが、同僚の考慮時間が長くて退屈した両さんがTVゲームを始めてしまい、結果的に目隠し将棋になっていて、さらにそれを途中から見ていた中川・麗子と目隠しチェスを追加して…というお話。
「チェスのほうが楽だ」と言っていたので、ほかにも取り上げられている回があるのかも。
ただ、指し手を言うときに「d6クイーン」などと将棋っぽい感じで言っていたのが残念でした。
「キング・オブ・チェス」(フィギュアGPカナダ大会)(情報提供者:林 宏紀さん)(06/12/03)
「隠喩のなかの中世」(06/12/03)
(甚野尚志著:弘文堂)
(情報提供者:林 宏紀さん)
中世の社会観を隠喩から見た本で、隠喩として使われたチェスにまつわる話も載って
います。
チェスと女性
チェスができることは、騎士や上流の貴族にとり、その地位にふさわしいものと見な
されたが、男性に限らず、貴族の娘たちもチェスを習っていた。
女性とチェスとのかかわりを示す次のような興味深い事実がある。フランドル伯ボー
ドワン9世の娘ジャンヌは、その夫ポルトガルのフェランドをチェ
スで打ち負かした。そのため夫は、げんこつで殴打し、彼女に仕返しをした。しか
し、夫がブーヴィーヌの戦いで敗れパリに捕囚されたとき、今度
は彼女がその報復として身代金を支払うことを拒み、その結果フェランドは1に1214
年から1226年の間捕らわれていた。
ところでチェスは、それをすることによって男と女が自由に会い、接触することが
できるものだった。じっさいチェスをするためなら、男性が貴婦人
の部屋を訪ねることも許されたのである。そうした男女の逢引の情景を描いた中世の
叙事詩は数多くある。アーサー王物語の中でランスロット
が王妃グィネヴィアの部屋を訪ねたのも、またトリスタンがイゾルデの部屋を訪ねた
のも、チェスをするという口実であった。
チェスの知識の英仏への伝播
ノルマン王朝では、1100年頃から、ラテン語でチェス盤を表すスカカリウム(英語エ
クスチェッカー)という名称を、イングランドとノルマンディーに
おける王の収入の管理を行う部局の名前に使い始める。ロンドン司教リチャードが
1178年に書いた「財務府(スカカリウム)についての対話」
に従えば、スカカリウムとは本来、約10ftx5ft(3mx1.5m)の大きさのテーブ
ルを表すものであった。その上に、一枚の布を敷き、約1ft(30cm)
幅の升目になるように線を引く。そしてその上で、金銭を表すチップを置き、それを
動かして、国庫収入の計算をするのである。これをスカカリウ
ムと名づけたのは、このテーブルがチェス盤に似た形だからであった。これを使って
行われる財務官の仕事について、彼は次のように言う。
「チェスで二人の王の間で戦いが行われるように、ここでも主として二人の間で争
いが生じ、戦いが行われる。つまり財務官と、そこで計算書
を差し出すために座っている州長官との間においてである。他の者は裁判官として、
それを見て判断を下すためにそばに座っている」
「中世ヨーロッパ生活誌」」(06/12/03)
(オットー・ボルスト著:白水社)
(情報提供者:林 宏紀さん)
ドイツを中心とするヨーロッパ中世の社会を描いた本です。その中のチェスに関す記
述です。
中世ではチェスが社会階級を映す鏡となった。 例えば13世紀以前のイギリスで書か
れた「チェスの道徳性」という本の中では、チェスの駒が同時代の
社会構成員と比較されている。
「これらの駒が社会を構成する諸階級を表している。キングはどういう方向にも動
き、そこにある駒を取る。王がその気になりさえすれば、何でも法律と
して通用したからである。クィーンは対角線上を動き、離れた所にあるものでも全て
取ってしまう。女性はけちんぼうで、何でも不当な欲深いやり方で
せしめてしまうからである。裁判官の役を演ずるルークは、まっすぐに進む。すなわ
ち裁判官はいっさいを法によって律するのであり金品を受けて正義の
道をはずれることがあってはならないのである。ナイトは3枡分進むことができる。
ナイトは、騎士と領主が土地を没収する権利を有し、手に入れた土地
の返還義務を負わないので2枡直進するが、彼らは不正に入手した財産をいずれにせ
よ着服してしまうので、1枡横へ跳ぶのである。ビショップは、対
角線上を3枡以上進む。憎悪や贈物、あるいは寵愛が高位聖職者の堕落の原因だから
である。
最後にポーンは、哀れな人間を表す。貧しく質素に暮らす限り、彼はまともに生きて
いることになる。ポーンが対角線上を動くのは、偽証や賄賂や虚偽
によって財産を手に入れようとする証拠である。」
1337年にべネディクト会司祭コンラート・フォン・アメンハウゼンの書いたチェスの
本では市民にスポットを当てている。
「チェスの駒の並び方が、世界の秩序を表している。キングとクィーンのあとに世俗
の支配者達が続いている。老人たち(ビショップ)のあとに続くのは、裁判
官と騎士である。ルーク(塔)のあとには代官と役人がいる。最後に八つの駒(歩兵
・農民)の行列が続く。そこには農民や大工、あらゆる種類の職業人
がいる。すなわち、毛織職人を始めとする肉屋、床屋、書記など一連の人々である。
商人、両替屋、医者、薬屋、居酒屋、見張り、役人、そして8番
目が道楽者、博打打、伝令である。これらの人々すべてが世界を表している。ちょう
どこのチェス盤がバビロンの町を表しているのと同様である。」
中世の日常生活では、人々の楽しみは祭りと賭け事だった。博打ではトランプ、さい
ころ、ボーリング、チェスなどがよく行われた。しかし博打は道徳観に
も反したし、経済的な観点からも非難されるべきものであったので、たびたび禁令が
布告された。1435年のウィーンの条例は、しからべき胴元の監督下で
のみ行われるさいころ、およびチェス賭博を事細かに規定している。胴元は掛け金を
保管し、もうけを分配せねばならない。(税金の点から見ても胴元は
重要な男であった)。飲み屋の主人は使用料をとって、チェス盤、さいころなどを貸
した。 (以下省略)
「スーパー・チェス」(情報提供者:林 宏紀さん)(06/08/25)
「飼いならされた小鳥(エシェックとドミノ)bQ」(情報提供者:林 宏紀さん)(06/08/25)
「アンチ・ジャパン」(情報提供者:林 宏紀さん)(06/08/25)
「LAST EXILE」(06/08/25)
(情報提供者:荒木 竜二さん)
私自身も全く見たことがないのでストーリーとかはわかりませんが、最近ケーブルテレビのカートゥンネットワークでLAST EXILEというアニメをやっています。
その各話のサブタイトルが多分すべてチェス絡みではないかと思います。日本のアニメということしかわかりません。
このURLの物語です。
http://www.jvcmusic.co.jp/m-serve/last-exile/
あらすじだけを見た限りでは、チェスが重要な小道具になっている感じはしないですね。劇中で指されているくらいじゃないかなと思います。
「Dangerous Game」(英語書籍 Penguin Readers) (05/11/29)
(L.G.Alexander著:Pearson Education Longman 出版 ISBN 0582427460)
(情報提供者:中塚さん)
中学卒程度の英語で書かれています。
英語学習者用の本なので、とても読みやすい。
表紙にはチェックメイトの写真。各章毎にもチェス盤が載っています。
とても大胆な指し方だとは思いますが、手筋に詳しくないのでわかりません。
しかし、話しの内容はチェスとは関係なく進みます。
著者の独白と言う形で話は進みますが、追い詰められていく状態を表しているのかもしれません。
最後は恐ろしい結末を迎えます。
あまり好みの話ではなかったのですが、息子と盤を指しながら読みました。
「The stoRy of chess」 (05/11/29)
(Horacio Cardo著:Abbeville Press ISBN0-7892-0250-6)
「チェス紙幣」 (05/09/02)
「クッキーその2」 (05/09/02)
「数学オリンピック問題集」(旧ソ連編)(05/07/07)
(ワシ−リェフ、エゴーロフ著:東京図書)
(情報提供者:林 宏紀さん)
ソ連で行われた初等中等学生の数学競技会の問題集です。
この中にチェス盤を使う8年生(日本の中2?)の問題がありますので紹介します。
問題
チェス盤の上に8つの駒が各行および各列に1つずつ配列されている。
チェス盤の黒い目の上に置かれた駒の個数は偶数個であることを証明せよ。
解答
チェス盤の隅の白の目から数えて、行にも列にも数1,2、…、8の番号をつける。
すると、盤の各々の目は2つの座標をもち、それらの数の和が偶数のときには白い目で、奇数のときには黒い目である。駒の置かれている座標の総和は、2(1+2+…+8)で偶数である。
ゆえに黒い目に置かれた駒の個数は偶数個である。
「アンクスの海賊」(05/07/07)
(野尻 抱介著 富士見ファンタジア文庫 p98)
(情報提供者:岡田 充弘さん)
ラスカーの七手詰め(※)を取りあげている小説を紹介します。
私の記憶が正しければ、20世紀前半に著されたドイツかアメリカの小説で、この棋譜をそのまま用いたものがあったと思います。
これから紹介する小説のチェスシーンは、それらの小説からの転用かもしれません。
この作品は、日本の小説で、チェスの棋譜がフルに出て、チェスの結果が筋にちゃんと絡んでいると一応三拍子揃っています。
もっとも、雨後の筍の様に多く生産されているファンタジー作品なので、格調は若干低いかもしれませんが。
第十手 メイ、クイーンを右端、h5へ。アンガスは「ほほぅ!」と言った。
小駒をろくに活かさず、強い駒で突進しようとする ― この娘、まだまだ青い、とアンガスは思った。アンガスは落ち着き払って自分のクイーンを斜め前に出す。
第十一手 メイ、クイーンを直進させてキングの前のポーンを奪う。「チェック(王手)」
一応、初手から説明がされております。
小駒をろくに活かさず、強い駒で突進しようとする ― この娘、まだまだ青い、って、これ以上どう活かそうっていうのでしょうか。突っ込み所、満載です。
(※)このラスカーの18手で終る1912年Londonで生まれた名局は、外国の小説で度々採用
されるチェスシーンの一つである。
11手目のQ sacrificeから、ダブルチェックと続き最後は白陣のg1まで引き出され、0-0-0でメイトになるというショッキングなラインは昔のチェスファンにとってはお馴染みであったと思われる。
実際には、ラスカーはKd2でのメイトを選んでいるのであるが、大抵の小説では0-0-0でチェックメイトした事に成っているのはドラマ性を買っての物であろう。
ダッチのスタウントンギャンビット崩れから、黒の4手目の悪手で白はポーンを回収しながら、速やかな展開と攻めを行い、Bd3、Ne5とKサイドに狙いを付けてから、0-0を待っておもむろに、Qh5と直接の攻め。黒がg6の絶対手を見逃した時、絶対手の続く白のコンビネーションが成立した。
Qh7+ Kxh7の後、Nxf6のダブルチェックにKが上がる一手(Kh8 Ng6++)、7手でチェックメイトに成った。
自陣にKを引き出してのチェックメイトとして、歴史に残る美しいメイトであろう。
[White "Lasker,Edward"]
[Black "Thomas,George Alan"]
1.d4 f5 2.e4 fxe4 3.Nc3 Nf6 4.Bg5 e6 5.Nxe4 Be7 6.Bxf6 Bxf6 7.Nf3 0-0 8.Bd3 b6 9.Ne5 Bb7 10.Qh5 Qe7 11.Qxh7+ Kxh7 12.Nxf6+ Kh6 13.Neg4+ Kg5 14.h4+ Kf4 15.g3+ Kf3 16.Be2+ Kg2 17.Rh2+ Kg1 18.Kd2+ 1-0
「ピアス」 (05/07/07)
「チェス駒カフス」 (05/07/07)
「撃墜王アフリカの星」・「イワン雷帝」(05/01/23)
(情報提供者:黒澤慶助さん)
西ドイツの1957年(昭和32年)の映画「撃墜王アフリカの星」で、ドイツ・アフリカ軍団のパイロット天幕のなかで、チェスを指しているシーンがあります。新任の若いパイロットが主人公に話しながら指しているのですが、キング・サイドのキャスリングをちゃんとしていました。
あと、ソ連映画で、エイゼンシュテインが監督の「イワン雷帝」のなかでも、イ
ワン4世がチェスのソロプレイしているシーンがあるそうなのですが、ブツはあ
るのにまだ未見です。
ちなみに、中公文庫BIBLOのイヴアン雷帝では、終章、イヴアンが死ぬシー
ンで、息も絶え絶え悪臭紛々の彼が風呂にいれてもらいウォッカでカラダをぬ
ぐってもらったら突然元気そうになり、側近にチェスをしよう、といいだしま
す。が、コマを並べることができなくてオタオタしているイヴァン、突然死にま
す。東方教会がチェスを禁忌としたのを無視するチェス好きだった暴君イヴァン
伝の最期にふさわしいシーンだと思いました。ちょっとフィクションくさいです
が。でも、読みやすくておもしろい本でした。イヴァンが信長と同時代人だった
のは、ちょっとビックリでした。
映画「王手」(04/06/28)
(情報提供者:松田一彦さん)
主人公の飛田(とびた)と矢倉名人との対局がテレビ中継されていて、通りすがりのおッちゃんが
「おっちゃん将棋しらんの?」
と言われて
「わしぁチェス党じゃ」
と応えている場面があります。
「時間旅行者のための基礎知識」(04/06/28)
(J・リチャード・ゴット 草思社)
(情報提供者:林 宏紀さん)
プリンストン大学教授で宇宙研究の第一人者が書いたタイム・トラベルについての本です。
この中に「チェスと物理法則」という文章がありますのでご紹介します。
「リチャード・ファインマンはこう言ったことがある。物理法則の発見は、チェスの試合を眺めるだけで、チェスのルールを発見しようとするのに似ている、と。ビショップが同じ色のマス目に止まっているのに気づく。これをチェスのルールとして書きとめる。後に、ビショップは対角線上を動くというもっと適切なルールに出会う。対角のマスはつねに同じ色なので、なぜビショップがいつも同じ色のマスにいるか、これで説明がつく。
後者のルールが進歩といえるのは、より簡単で、より多くを説明するものだからだ。
物理学では、ニュートンの重力論の後でアインシュタインの重力論が発見されたことは、同じようなタイプの発見である。もう一例として、チェスでどの駒もその性格が変わらないことに気づくとする。これは質量エネルギー保存則を発見するのに似ているだろう。
やがてポーンが反対側に到達し、クイーンに変身するのを目にする。「ちょっと待てよ。チェスのルールを破っているぞ。駒は性格を変えたりしないんだ」もちろん、チェスのルールを破ってなどいない。ゲームがそこまで進んだところをまだ見たことがなかっただけだ。」
「タイムマシン」(04/06/28)
(ポール・ハルパーン著 丸善株式会社)
(情報提供者:林 宏紀さん)
アメリカの物理学者が一般向けにタイムトラベルについて書いた本です。
この中で「ミンコフスキー時空図」をチェス盤に例えて説明しています。
「時間を垂直線、空間を水平な面であらわした3次元的な時空図で、光錐をあらわすことにしよう。
そのために平らで無限に広がったチェス盤がテーブルに置かれていると考えてみよう。
チェス盤は空間をあらわし、空間の2次元はチェス盤の二つの方向に対応している。
そして、チェス盤の上と下の方向が時間をあらわす。宇宙の中の物体がチェス盤上の王様であるとしよう。
チェスの王様は一度に一駒しか進めないがその方向はどちらでもよい。
一度に一駒進むのを「チェス速度」と呼ぶことにしよう。チェス盤上ではチェス速度を越えることができない。
それは本当の世界で光速を越えられないのと同じである。
このチェス盤上で王様が動く様子を考えてみよう。ゼロ駒分の動きというのは動かないことを意味している。
「動き」に対しては、王様のいる場所に点をつけてあらわすことにしよう。
1駒分動くとき、王様はどの隣の駒にでも動きうる。前、後、両横、或いは斜めである。
この1駒分の動きは、これらの駒をつないだ線であらわすことができる。
もっとはっきりさせるには、チェス盤の上方1駒分のところに1駒の半径のリングをおくことで示すことができる。
2駒分の動きについても同様にすることが可能である。
2駒分の動きで王様はどこまで動くことができるか。それは2駒上方の2駒の半径の円周上である。
そこで、2駒の半径のリングを1駒の半径のリングの上方1駒分の距離のところに置く。
これを続けていくと王様の3,4,5、…の動きが、3駒の半径、4駒の半径、5駒の半径のリングであらわされていく。
それぞれのリングをチェス盤の上方で、動いた駒数分だけの高さのところに置くことにすれば、リングが王様の位置に頂点を持つ円錐をあらわすことに気がつく。
これがチェスゲームの「光錐」である。それは王様の動きの最大の範囲をあらわしたものとなる。」(以下省略)
それから「ミンコフスキー時空図」とは、アインシュタインの先生が考えた時間と空間を4次元であらわす図のことです。
「キーホルダーその2」(04/06/28)
「キーホルダーその1」(04/06/28)
「ペンダントウォッチ」(04/02/23)
(情報提供者:波河久美子さん)
「ショーシャンクの空に」(04/02/23)
(情報提供者:maroさん)
「チェスの周辺のお話」を拝見して、いろいろ知ることができました。「投稿お願いします」ということで、映画「ショーシャンクの空に」が、たぶんまだ紹介されてないようですから、それはあまりに残念ですので、これをぜひ。
ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが最初はチェッカーに興じてるんですが、「チェスこそ"ロイヤル・ゲーム"さ」という話になります。私の知ってる女性はたいていこの作品が好きで、わかる気もします。
よろしかったらリストにお加えください。
(ご覧になるなら、その前にネタばれになる情報は絶対に避けられますよう、笑)
ついでに、ベルイマンではなんといっても「第七の封印」ですが、ほかに、「魔笛」の幕間の場面でも、タミーノ役とパミーナ役の歌い手さんが、ほんの数秒、対局してます。
女性が優勢のようで、そこが、ありがちとはいえ、なごみます。
「クッキー」(04/02/23)
「ナイト」 (03/12/10)(05/07/07写真入れ替え)
「エビアンのおまけ」 (03/12/10)(05/07/07写真入れ替え)
「X−MEN」(03/10/30)
ミュータントたちの戦いを描いた映画。
ラストシーンで、ボス同士がチェスを指しています。
ビデオを巻き戻し巻き戻し駒を数えてこんな局面かな、っと。
白先三手メイト。1.RxNe8から。一応答え→1...Rxe8 2.g7+ Nxg7 3.hxg7++。
別解もあるでしょうけど(考えるの面倒)こう指されてました。
うまい局面だとは思うけど、g3のポーンはいらないんじゃないかなあ?それとも実際に指されたものなんでしょうか?
あとどっちが白かわかんないです。だって、ガラスのチェスセット使ってて、駒が透明のと磨りガラスのだったから。
まあ普通にキャスリングしたら色はこうかな、っという感じで決めましたが。
ガラスのセットとかビジュアル的にはいいけど最初もめそうだなあ。あと金と銀の駒もどっちを白にするかってのも昔っから答え出てませんよね。
「ミュージカル」 (03/10/30)
「世界青春放浪記」(03/07/23)
(ピーター・フランクル著 集英社文庫)
(情報提供者:林 宏紀さん)
数学者の大道芸人として日本でも活躍している著者の自伝です。
著者の父はハンガリーで医院を営むユダヤ人でした。彼はまた、チェスが趣味でGMの同時対局にも勝つ程の腕でした。
1944年、ドイツ軍がハンガリーに侵入した時、ユダヤ人は強制収容所へ送られました。そこで彼は銃殺刑の列に並ばされていた時少し離れたところでドイツ人将校がチェスをしているのが目に入ります。
そこで傍に行き次の最善手を教えたのがきっかけでドイツ人将校と対局するようになり、その縁で収容所から解放してもらえました。
「芸は身を助ける」ならぬ「チェスは身を助ける」ですね。
「てきぱきワーキン▽ラブ」1巻(FX,chapter6)(▽はハートマーク)(03/06/01)
(竹本泉 ビームコミックス 1996/09/22)
23世紀が舞台の短編集。
山の上の火星人と郵便?チェスをしている人のお手伝いをする話があります。
作者は「パイナップルみたい▽」(▽はハートマーク)の作者で、やっぱり英米式記号を使っていて、何でだろう?と疑問に思っていたのですが、今回はもしかするとオチが先にわかってしまうのを避けてのことかも、と指摘されて、なるほどと思ったのですが。でも「パイナップル」のほうは最初からチェスだって言ってるのに英米式だったし…今は文献も国際式が多いでしょうに。よくわからん。
それにしても23世紀でも郵便チェスってやっているのかな〜?趣があって好きだけど。
「見えないグリーン」 (03/06/01)
(ジョン・スラディック ハヤカワ文庫 30ページ)
(情報提供者:松田一彦さん)
鮎川哲也絶賛の「見えないグリーン」から
私立探偵サッカレイ・フィンの依頼者ドロシア・フェアロウとその甥マーティンとの会話です。
******************************
「なんだってあんなにたくさん切手をとっておくんです。ドロシア伯母さん?15ポンド分といったらずいぶん多いような気がしますがね、その−」
「書く相手もいないお婆さんにしては、かい?」
ドロシアはつっけんどんに言った。
「そんなつもりはなかったんですよ」
「ごめんよ、いらいらしてるもんで。でも実際のとこ、わたしはかなりの量の文通があるの。一つには、郵便チェスをやってることもあって。ちょうど今は、17番やってるとこ。世界中の人たちを相手にね」
******************************
もっとも、この後の話の展開にチェスはでてきませんので、ここの記述は意味合いがよくわからないところではあります。
「大理石のチェス駒」 (03/06/01)
「CITY CHESS」 (03/06/01)
「キョロニアム」 (03/06/01)
「Xの悲劇」 (03/03/08)
(エラリー・クイーン ハヤカワ文庫94ページ)
(情報提供者:松田一彦さん)
ミステリの歴代ベストを選べば必ず上位にランキングされるこの名作にもチェスの話
が出て来ます。
被害者の共同経営者ドゥイットの人となりを、ニューヨーク市警のサム警視がその隣
人エイハーンに訊いているところ。
************************************
「・・・家族の者を除けば、わたしほど彼をよく知っている者はいませんから、この
言葉は
信じていただいて大丈夫です。週に3,4回はチェスをやっていますんでね」
「チェスを?ほう!」
サム警視は興味をおぼえたようだった。
「けっこうなことですな。で、あんあたがたの腕前は?」
エイハーンはくすくす笑って、
「悲しいことをおっしゃる!新聞をお読みにならんのですか、警視さん。あなたがい
ま話しておられる相手は、この地区のチェス選手権者なんですよ。つい三週間前、わたしは大西洋岸地域のオープン・トーナメントで優勝したばかりです」
「ほんとですか!」
サム警視は叫んだ。
「選手権者とお会いできたとは光栄のいたりです。わたしはかつて、ジャック・デンプシーと握手をしたことがあります。ところで、ドゥイット氏の腕前は?」
エイハーンは身を乗り出し、熱のこもった口調で喋りだした。
「アマチュアにしては立派なものです。ここのところずっと、わたしは繰り返し勧めているんです。もうちょっと熱心に練習して、トーナメントに参加してみたらとね。しかし、あのとおり内気で、引っ込み思案なもので−さよう、神経質すぎるんですな。それにしても、頭の回転が速く、ほとんど直感的に駒を動かし、ためらうことがありません。わたしには好敵手なんです」
************************************
大西洋岸地域のオープン・トーナメントで優勝といえば、少なくともIMクラスを想像しますが、当時(1932年)のアメリカのレベルはどの程度だったのでしょうか。
エラリー・クイーンには「盤面の敵(正しくは盤面の向こうの敵?)」というチェスをモチーフの一部にした作品も著していますが、実際にふたりのどちらかが指していたかどうかはわかりません。
途中出てくるジャック・デンプシーはボクシングのチャンピオンで、唐突な印象を受けますが、いくらサム警視が優秀な捜査官でもチェスまではおさえていなかったということでしょうね。
「SK−Uホワイトニングソース」(化粧品、P&G)(03/03/08)
CFの中で桃井かおりが
「しみに白黒つけるときが来た」
と言いながら商品のボトルをチェス盤(他の駒もある)にたたきつけています。
あと、「逆転の一滴」とか言っています。
「ブレーメンU」4巻(03/03/01)
(川原泉 白泉社ジェッツコミックス 2002/12/24)
主人公たちが「アリス・ファンタジオーソ」というテーマパークの中の、巨大なチェス盤で指す場面があります(p129〜)。
ラーセン布局ということなんですが、これをゲームの基本形と言ってるけど違うと思うぞ。あと駒の位置が違っちゃってます(下図)。
「ここで白がクインを取ってもあと3手で黒はチェックメイトする」ってこれじゃ詰まないし3手って将棋式の言い方だし。
好きな作家だけにちょっと残念でした。
投了図(マンガの中の)
参考 larsen-spassky,1970.3.29,Belgrade,Belgrade URS-World
1. b3 e5 2. Bb2 Nc6 3. c4 Nf6 4. Nf3?! e4 5. Nd4 Bc5 6. Nxc6 dxc6! 7. e3 Bf5 8. Qc2 Qe7 9. Be2 O-O-O 10. f4? Ng4! 11. g3 h5! 12. h3 h4!! 13. hxg4 hxg3 14. Rg1 Rh1!! 15. Rxh1 g2 16. Rf1 Qh4+ 17. Kd1 gxf1=Q+ 0-1
「フランドルの呪絵(のろいえ)」(03/02/26)
(集英社文庫2001年5月 A・P・レベルテ 佐宗鈴夫訳)(情報提供者:橋爪修司さん)
表紙カバーの一部から
「絵画の女性修復家フリアは、15世紀の作品の修復を依頼された。X線で撮影すると、ラテン語の文字が浮かび上がる。
「誰が騎士を殺害したのか?」チェスに興じる公爵と騎士、それを見守る公爵夫人を描いたこの絵、…」
たいへん面白いミステリーでした。チェス図面も10枚ほど出
てきて、添え物ではなくチェスがメインディッシュです。
「自動チェス人形(原題Moxon's Master)」(03/02/26)
(アンブローズ・ビアス著 奥田俊介訳 「ビアス傑作特選集・上 つかのまの悪夢」より 1989.2.28 東京美術 ISBN4-8087-0523-0)
主人(というか、作った人)に負けた機械のチェス人形が、そのために狂って主人を殺してしまう、という短編。
実はこの話、高校のときの英語の教科書に載っていて、これもきっかけになってチェスを始めたのですが、そんな話でよくやる気になるね、と誰かに言われました。確かに(^^;。
でも、おかしいなあ、死んでなかったような気がするんだけど…訳し間違えてたか?(これでTomomiの英語力がわかりますね(;_;))
「COLORS」(03/02/08)
(歌:宇多田ヒカル/詞:Utada Hikaru/曲:Utada Hikaru)
カラーも色あせる蛍光灯の下
白黒のチェスボードの上で君に出会った
と歌っていました。
ある人にこの歌詞のことを話したら「変わった人たちだねえ」
うーん…。言われてみればそうだけど、でも、あの、その(^^;;
「復讐のディフェンス」(03/02/08)
(パオロ・マウレンシグ 白水社)(情報提供者:Mitsuko Yoshiokaさん)
ナチスが絡む復讐たん。
「リューネブルク・ディフェンス」にかくされた謎…。
全編チェスのことばかりで、覚え始めた私には楽しい小説でした。
訳者あとがきでも何篇か他のチェス小説にふれており、
こちらで紹介されていた本とともに読んでみたいと思っています。
「泥棒の不運な夜(A bad night for burglars)」 (03/02/08)
(ハヤカワ文庫「ローレンス・ブロック短篇集1 おかしなことを聞くね」より)(情報提供者:松田一彦さん)
お屋敷に忍び込んだこそ泥が、主(あるじ)にみつかって拳銃を突きつけられ進退きわまります。
「盗みをしていないときは何をしているんだ?」
「別に。女の子とデートしたり、魚を絨毯にぶちまけないときには、魚に餌をやったり、バンパーをへこまさないときには、車を乗り回したり、だね。チェスをやったり、ビールを飲んだり、サンドウィッチを作ったり−」
「うまいのか?」
「サンドウィッチが?」
「チェスのことだ」
「へたじゃない」
「私は真面目に訊いているんだが」
「ああ、そのようだね。ぼくの腕前はどの程度のものか、ほんとにそれが知りたいのなら言うけど、はばかりながらぼくは並みのチェス指しではない。序盤戦の戦法も、中盤の駒組みもちゃんと心得てる。トーナメントに出るほどの粘り強さはないけど、そこいらのチェス・クラブじゃ負けるより勝つ方が多いね」
「君はチェス・クラブで指してるのか?」
「そう、一週間に七晩は盗みはできないからね。そんなことをしていたら、神経が参ってしまうよ」
*********************************************
このあと主の注文でゲームを開始、ふたりは1勝1敗の好勝負を展開します。
3局目を始めようとした瞬間にこそ泥の運命が決します。警察にも突き出さず、かといってその場で射殺しなかった主の意図とは?というお話。
訳もぴったりきています。
「RALLY」(03/02/08)
(Cymbalsアルバム「That's Entertainment」より)(情報提供者:久保勉さん)
Cymbalsというバンドのメジャー最初のアルバム「That's Entertainment」の7曲目「RALLY」という曲の詩がチェスを題材にしています。恋人同士?の駆け引きなんでしょうか。
著作権とかあるので、一部の抜粋・・・
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理論武装には笑顔は不可欠ね
コンマ打つときにコツが要るのよ
”Do you know? Don't you knou?”
質問攻めの「 ?」 (かぎかっこ)
”Do you know? Don't you knou?”
もうすぐチェックメイト
戦略的無条件降伏
祝賀パレードの大逆転劇
(以下略)
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個人的にはサビの
君が口づさむお決まりのメロディー
知らないふり決めつけて今日も続くラリー
二人の声響く
が好きです。
可愛くって意地悪なバンドというのがCymbalsのコンセプト。
オススメのバンドのオススメのアルバムでした。
「警視総監アサミ」 (02/01/29)
(近藤雅之作 有賀照人画 ビジネスジャンプ(集英社)3号・4号(12/28、1/11発売号))
コンピューターフェスティバルにチェスがおそろしく強いマシンが出展されて....さてその裏に隠されていたのは、というお話。
「何年も前に留学してたとき以来全然やってない」という主人公が、指してみるとやっぱり強いって言う設定も、この手の話らしいと言えばらしいのかな。まあご愛敬。
担当編集者の横山さんが、わざわざ朝霞チェスクラブにチェスとは何ぞやというところから取材しにきて仕上げたもの。読み逃した人は単行本になるまで待ちましょう。
(2003/02/08追記)単行本出てます。
警視総監アサミ6巻 ISBN 4-08-876279-7
ただ、この話はともかく、収録されているほかの話はかなり大人向けだと思いますので取り扱いには注意したほうがよいかも…。
「ハリー・ポッターと賢者の石」 (01/06/13)
(J・Kローリング著 松岡佑子訳 静山社 ISBN4-915512-37-1 1999/12/08)
(情報提供者:岩見暁美さん)
魔法使いの冒険の話。
主人公達が持っているチェスセットは、駒が生きていて、持ち主を信用していると命令通りに駒が動くけれど、信用されていないと勝手なことを言って持ち主を混乱させる。
それから、あるものを探している途中のトラップで、大きなチェス盤のある部屋が登場します。
もちろん駒は生きていて、主人公達はそこにない駒になってチェスをします。テイクのときは殴られます。
もちろん主人公たちが取られるわけにはいかないのですが、ギャンビットにより一人犠牲になって勝って次の部屋に進むことができました。
(02/01/29追記)
映画を観に行った小藤睦美さんより
チェスのシーンは2つありました。一つは普通の駒バージョンの魔法使いのチェス。もう一つは巨大化した駒と戦う魔法使いのチェスです。
結構しっかりしていてサクリファイスのシーンもあり、とても迫力がありました。
「チェス殺人事件」 (01/01/12)
(竹本健治著)
(情報提供者:松田一彦さん)
犯人はおろか殺人すらあったのかどうか。幻想小説に近い短篇です。
探偵役は少年囲碁棋士の牧場智久で、この作者の手持ちのキャラクター。拳銃で頭を打ち抜かれたチェスプレイヤーが密室状態で発見され、脇には1.b4と指した盤面が残されている....というシチュエーションですが、その挿絵では初期配置プラスb4,g4にポーン(つまり盤面に白ポーンが10個)というまぬけなものになってしまっています。
この作家はこの他にも「囲碁殺人事件」「将棋殺人事件」「トランプ殺人事件」を書いていて、4作まとめた「ゲーム殺人事件」という本が出ていますが、メタ・フィクションの好きな作家なので、普通の「推理小説」は期待しない方がいいかもしれません。
「ブラインド・フォールド」 (00/01/12)
(尾崎諒馬著 角川書店)
(情報提供者:松田一彦さん)
タイトルのブラインド・フォールドとは盤面を見ないで指すこと。
世界チャンピオンパスカロフを4ー0で破った、人類を含めて世界最強のチェスコンピュータシステム「Deep Sky」が一般人にも対局できるようにweb上で解放されているという設定。
チェスはルールくらいしか知らないという日本人「orish」が、このレイティング3000のシステムを倒したという「思考機械」チックな立ち上がりから、Deep Skyを開発したDBMのメンツをかけた公開対局をすることに....
マンガなら耐え得るプロットですが、小説にしたのはややキツイかも。
将棋界の真蟲七冠はモデルもこんなこと言いそうだなって感じです。浅瀬五段、来丸五段、歳暮永世十段(!)は誰の名前をもじっているか想像つくのですが、外木八段は誰のことなのかな?
パスカロフが非常に謙虚な人物として描写されているとか、「1. e4 c5」を「フレンチ防御」と書くあたり、作者・編集者ともにチェスには詳しくないみたいです。
「幻惑の死と使途」「夏のレプリカ」 (00/01/12)
(1997/10/05 ISBN4-06-181987-9、1998/01/07 ISBN4-06-182000-1)
(著:森博嗣 講談社ノベルス)
(情報提供者:穂村光哉さん)
共に講談社ノベルス、講談社文庫の両方からでています。
ミステリィマニアのお嬢様大学生西之園萌絵と、友人の簑沢杜萌が喫茶店でブラインドチェスをするのが「幻惑の死と使途」で物語後半(「幻惑」は奇数章、「夏レプ」は偶数章だけを集めており二つで一つの物語になっています)に今度は石造りの盤をつかって二人が対局するシーンがあります。
「グランドマスター」上下巻 (00/01/12)
(ウォーレン・マーフィー&モリー・コクラン著 沢川進訳 ISBN4-15-040442-9、4-15-040443-7)
(情報提供者:神戸川実さん)
「訳者あとがき」より
この作品は、神秘主義とエスピオナージュをドッキングさせ、作者の趣味であるチェスを香辛料に使ったものである。
ヨーガ学派の開祖、パタンジャリの再来であり、チェスの天才であるアメリカ人、ジャスティン・ギリアドが主人公である。その生涯の敵、やはりチェスの天才であるロシア人、アレクサンドル・ジャルコフは、邪教の女神の意を帯してジャスティン・ギリアドの生命を狙いつづける。それに、CIAとKGBの駆け引きがからんでくる。二人の争いは、少年時代のチェス試合にはじまり、四十歳を越すまで続く。この二人のほかにさまざまな人物が登場し、フィンランド、ポーランド、ソ連、パリ、インド、キューバ、と舞台を転々と変えながらストーリーが展開していく。
そういう話です。途中でわけわかんなくなりました。(^^;;
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最終更新日: 2008年03月03日