「0.07/宝クジが当たった男!」

劇団おといろ 駒場祭公演(2004年11月21日東京大学駒場キャンパス内・多目的ホール)

おといろさんは駒場祭に参加する為に有志で結成した即席の劇団らしく、これまでに演劇の経験が全く無 い人が多かったのではないかな。覚えたセリフを正確に言うのがやっと、と言う方が何人も見受けられましたね。 しかしこれから国家を担って行く紛れも無い東大生たちがオイラの台本なんか取り上げてくれたんだからー、感謝 しなくちゃだよねぇ。創価大では女性に代わっていた近江芯の役はちゃんと男の人がやっていて、なかなか良い味 を出してホモネタもほぼ活かされてたんだけど、やっぱり数々の露骨なシモネタが別の言葉に言い換えられていた 「フェラチオ」とか「センズリ」とかって若い女の子には芝居とは言え口に出来ない言葉なんだろうか(笑)確か にこの劇団の女の子たちは普通の可愛らしい子たちが無理して頑張ってる様な感じはしたけど・・・若いんだから 根性出せよ(失礼)創価大の時も思ったけど、全体の印象はともかく、下品なギャグを削られた分毒気を抜かれた 印象になったかな。もちろん全体の展開を損なわれたとは思わないけれど、もっと笑いが取れるハズだのに・・と 見てて歯がゆかったのも事実。あと学生なんだから皆さん20代そこそこでしょう、オレがコレをやった時はメン バー皆30前後だったのに遥かにパワーもエネルギーもあったぞ、若いだけにまだ弾け方が分かんないのかな。だ けどここでもそれぞれ皆さん一生懸命やっていて、作者としては本当嬉しかったです。それから創価大も東大も学 際の雰囲気は本当に懐かしかった、オレいまだに学生気分で人生送ってる様なとこあるけど(苦笑)学生たちが思 い思いのテントを張って焼きソバとか豚汁を声張り上げて売ってるの見てたら、なんかすごーいはるか昔の懐かし さに触れた様な、そんな気分に浸ってしまった。いよいよ歳なのかなぁ・・・。



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