「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」

 ビアーズ・ブロズナンによるジェームス・ボンド第2弾。この頃はまだまだ普通に007 モノとして素直に観れた……いや、辛うじて、と言うべきか(笑)

 世界を股にかけるド派手アクション! ボンドガール。ジョン・バリーモドキの音楽等 々……空気が007してた気がする。
 まぁ上司のMがおばはんだったり東西冷戦の構造が無かったりして当然その有り様 もそれなりに変わって来てるのは当然のこととしても、しかしオレやっぱし気に入らない のは悪玉だよなぁ〜。

 近頃の007を語る時いつも言うんだけど、悪玉のすることがセコイんだよなぁ……本 作の悪玉は策略によって中国とイギリスに戦争を起こさせようとするんだけど、その目 的ってのが! その戦争の報道を独占報道する為だってんだから……なんだかなぁ〜 と思ってしまう。

 007の悪玉がそんなセコく小金稼ぐなよー。悪玉が金が欲しくてギスギスしてるから ボンドもなんだかいつもテンパッテて余裕がないんジャン。
 昔より映像技術も制作費もはるかに上回ってるのかもしれないけど、明らかにスケー ルは小さくなってるよなぁ。

 もっと壮大な世界規模の野望を抱けよ悪玉よぉ〜金欲しさにギラギラしてて品がねぇ んだよ! シャム猫片手に葉巻とかふかしてくれよ頼むからよぉ。



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