「荒鷲の要塞」

 うぃ〜懐かしいぃぃぃ〜〜ぃい。戦争映画がまだ娯楽として作られていた時代の傑作冒険映画!

 この手の作品ですと何と言っても「ナバロンの要塞」が有名ですが、同じ原作者でもオイラはこっちの方がず〜〜っと好き♪
 なんてったってリチャード・バートン&クリント・イーストウッド! このコンビっすよ! この二人のコンビが切り立った山の上にそびえるドイツ軍の要塞に特種任務を帯びて乗り込む! この決死の大作戦! オープニングから鳴り響くロン・グッドウィン のテーマ音楽! うぉ〜何と言うカッコ良さだ!

 そしてここではリチャード・バートンおやじの方が作戦の主導権を握っており、あのイーストウッド兄貴がサポート的な役回りになってるところも見モノ。
 ここではバートンのカッコ良さが目立つけど、クールな相棒の様なイーストウッドはさしずめルパンにおける次元と言ったところ。そして要塞内部に乗り込み、ドイツ軍の将校たちに銃を突きつけてからの展開は一瞬どうなってしまうのかと先が読めなくなるドキドキな展開! 果たして裏切りか、観客も騙されてたのか……このスペクタクルな展開の中で急激に舞台劇的サスペンスに陥る面白さ!

 そして何と言ってもあのロープウェイ(笑)コレを見て以来どこでロープウェイに乗ってもゴンドラがすれ違う時に必ず「あっちに飛び移れるかなぁ……」とタイミングを計ってしまう(笑)そしてその度に思う「絶対無理やん(笑)」

 いや〜本当面白かったですねぇ。こんな明確に連合軍は善玉、ナチスドイツは悪玉と割り切った娯楽映画はこの60〜70年代の作品でしか見られませんものねぇ。



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