「バックドラフト」
コレは結構評判が良くってその年ずい分ヒットしたみたいで、音楽も後に「料理の鉄人」
のテーマ曲になって有名だけれども……オレはイマイチだったなぁ〜。
よく「タワーリング・インフェルノ」と並び評されるけど、両者の間には雲泥の差がある
と思いますよ。
なんか話がねぇ……カッコ良い消防士だったお父さんの意志を継いで消防士になったって
のは良いけど、連続放火犯人は誰か……って話になって、フタ開けてみたら消防士の待遇に
不満を持ってた消防士の犯行だったなんて……それもあのスコット・グレンが!
自分で火つけて自分で消しに来てた消防士のお話だったのであった……。
確かに題名にもなっているバックドラフトという現象を再現した描写や火災現場の凄さは
技術の進歩で見せるけれど、やっぱし映画の面白さってそんなもんじゃない。
コレ見て消防士になろうって思うヤツはいねぇよなぁ……カート・ラッセルも嫌いじゃな
いけど、かのスティーブ・マックィーンの巨大さに比べるとまるでチリだ。
まぁコレは映画の規模や作り方の姿勢にもよるところなのだろうけど、ごめんなさい〜。