「ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯」
ひさびさですね〜観ますよ♪ ジェームス・コバーンのパット・ギャレットとクリス・クリストファーソン
のビリー・ザ・キッド(とてもその歳には見えないけど)のかつて友達だった二人が保安官と逃亡者と言う立場に
分かれての宿命の決闘! と言うには何とも楽しそうな二人(笑)冒頭コバーン保安官が小屋に追い詰めた
ビリーの一味に雨あられと銃弾を打ち込む! このまるでテニスのラリーを楽しむ様な銃撃戦が何とも新鮮でカッコ良く
ってねぇ〜そして捕まえた死刑囚ビリーを連行して、手足を鎖で繋いだまま陽気にポーカーをする等、陽気な
のにクールな描写が鮮烈でしたねぇ。そして明るい好青年な雰囲気なのに自分が助かる為には躊躇わずに卑怯な
手を使うビリーのキャラがまた凄いですよ。かつて西部に実在した伝説の無法者は本当にこんな男だったのかも
知れない……ってロマンがありましたねぇ。しかして後半パットがビリーを追い掛けて行く展開が始まるともう
先に待っているであろう悲しい結末が暗示されて来て、展開としては退屈でした。ペキンパーの思い入れが先行
していましたね。