「地下室のメロディー」

 美しきアラン・ドロンと筋金入りの中年ギャングなジャン・ ギャバン! 日本だと志村喬と三船敏郎というところか。

 コレも白黒ながらオープニングの音楽とタイトルのカッコ良さは出色 ですねぇ。

 刑期を終えて出所して来た一見温厚そうで貫禄のあるギャバンは、家 に着くとさっそく次の仕事の計画を立て始める。
 若いドロンを相棒にして、カジノの金庫を襲って金を奪おうというの だ!

 この犯罪計画! ごく当たり前に、自分の仕事の様に計画を準備し、粛 々と進めて行くギャバン。果たして計画の行く末は……。
 このギャバンの様な全く憎めない犯罪者像って近頃まったく描かれな くなりましたね。

 小学生の頃テレビで観たけれど、このラストは子供心に鮮烈に覚えてい ます。

 スタイリッシュな映像。スターたちの競演。ひねりの効いたストーリー。 この頃のフランス映画のカッコ良さを堪能出来る傑作でした。



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