「コン・エアー」

 善玉も悪玉も両方出来る幅広い俳優ニコラス・ケイジがバリバリの善玉です。

 飛行機版ダイハードで乗客が全部護送中の囚人と言うのがミソ! 囚人輸送用の飛行機を乗っ取った極悪人たちを相手にニコラス・ケイジが単身立ち向かうド派手ハリウッド劇画アクション。

 ニコラス・ケイジって善玉の時は人の良いお兄ちゃんキャラだよね、どちらかと言うと悪玉の時のが凶暴で恐いインパクトがある気がする 「殺しの接吻」 とかヤだったよな(笑)

 本作でニコラス・ケイジが闘う悪玉のリーダーのマルコビッチが可愛くて良いですねぇ(笑)やっぱこゆヒーローアクション物のポイントは悪玉ですからねぇ、結局最後にやられちゃうのが分かってるのに奮闘する憎まれっぷりには楽しくてワクワクしちゃいます。

 それとコレで笑えるのが途中リーダーのマルコビッチでさえ尊敬する偉大なる極悪人が全身拘束服を着せられて車椅子に乗せられて物物しい音楽に乗って登場するんだけど、一体どんなヤツなんだろう……と期待させといて結局最後まで何もしない(笑)一体あいつは何の為にあんなに物物しく登場して来たんだ?
 観た後に何も残らないですけど、しばし浮世を忘れて劇画な世界に耽るには満足な映画かな。楽しいですよ♪



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