「クール・ランニング」
この作品は実話の映画化で楽し
かったですね。ジャマイカでオリンピックを目指していた陸上選手が選考会に落ちて挫折、でもどうして
もオリンピックに出たいので、雪も降らない国なのにボブスレーチームを作って出場しようとすると言う。
オリンピックって参加すればどんな小さな国でも全ての国に出場権があるから、こう言う話も出て来る
んでしょうね、そう言えば何年か前に、どこか聞いたこともない様な国の選手が水泳でやっとこさ最後まで
泳ぎきって会場中の拍手を貰ってたことがありましたね。この作品は陸上で挫折した主人公がボブスレー
チームを作る為のメンバー集めから始まって、寒い国にも行ったことが無いので冷凍車を借りて中に
入ってみたり、タイヤの付いたボブスレーを作って道路で押して走る練習をしたりと、そんなドタバタな苦労
振りが楽しくて、その中でチームのメンバーたちそれぞれの事情やお互いの軋轢等が展開されて、
そして彼等は本戦に望み結果は……最後はやっぱり良いですよねぇ〜コレはネタをバラすのは野暮
と言うものなのでやめましょう。ただ欲を言えばまぁ事実の映画化なのでしょうがないかもしれないけ
ど、も少しチームの選手たちの持つ事情とか宿命とかに濃い物があった方が良かったかな。