「ドライビング MISS デイジー」
この映画はステキでしたねぇ。初老の婦人ジェシカ・タンディ! とその雇われ
運転手の黒人モーガン・フリーマン! の数十年に渡る触れ合いの物語り!
たしか物語の舞台設定がまだ人種差別が当たり前に残る頃のお話で、タンディ夫人とフリーマン
運転手の間には歴然とした身分の違いがある。
それが運転手と主人という関係で触れ合い、様々な出来事を経て行くうち次第に心を通わせて
……。
そ〜れがあの、老けた顔しか知らないけれど、かつては絶対美人だったに違いない気品に溢れる
タンディお婆ちゃんと、黒人でも身分が低かろうと人格者の風格溢れるフリーマン小父さんで
演じられるワケですからねぇ。
あと音楽のハンス・ジマーも素晴らしかったですねぇ。どちらかというと「ダークナイト」とか
アクション系でズンズンな印象が強いですけど、本作でのメロディアスでありながらドライブ感溢れる
旋律は心地好くってサントラ持ってますよ。
ラストはすっかり老いさばらえて施設に入ったタンディ夫人と、面会に来たフリーマンの場面
だったと思うけど、さり気無いシーンなのに涙ボロボロだったの覚えています。