「ドラキュラ」
こ〜のドラキュラ面白かったですよねぇ〜！
様々な映像技術を駆使した絢爛たる映像！ 腹底にズンズン響くドルビー大音響！ 後にバラエティーで使われまくった西洋感爆発のオドロ音楽！
この頃のコッポラは監督としては「コットン・クラブ」〜「タッカー」〜「ニューヨーク・ストーリー」等ハズレな作品が混んでいて、もう面白い作品は作れないんじゃないか……なぁんて見放しかかっていた時期。
そ〜こでコレが一発大逆転でした♪ こ〜のゲイリー・オールドマンのドラキュラぶりの笑える不気味さ！ それまでのコッポラ作品とは全く違うテンポ、ケレンミたっぷりなストーリー展開！ クリーチャーの登場、そして最後は切ないラブストーリーに昇華していく見事な脚色！
オリジナルの展開を損なうことなくラブストーリーにしているところがミソでしたね。だ〜から面白かっただけでなく心に残る作品になっているのでしょう。
この作品の登場は後にデニーロの「フランケンシュタイン」〜ジャック・ニコルソンの「ウルフ（狼男）」と続く西洋モンスター物リメイクの口火を切ったのでした。