「イーストウィックの魔女たち」
コレはちょっと不思議で絶妙なキャスティングでブラックな大人のファンタジー? な作品。
っつっても観たのかな〜り前なんであんまし細かく覚えてないんだけど(笑)オレ的にはジャック・
ニコルソンやミッシェル・ファイファーってよりも何よりも監督のジョージ・ミラー! かのド迫力
カーアクション「マッドマックス」をオーストラリアで作り、ハリウッドに招かれてスピルバーグ
等とともにオムニバスの「トワイライト・ゾーン」の一本を撮った後、本格的な監督デビューを果た
したのが本作品なのだ。だからかコレには彼らしいビビットな映像表現が活かされていて、彼のカー
アクションだけではない映画監督としての独特の表現が味わえる。ジョージ・ミラーがジャック・ニコルソン
と組むとこうなる・・と言う興味がそそられますね。でもこの後ハリウッドでのジョージ・ミラーは
パッとした作品も撮らず、遂にはオーストラリアに戻ってあのブタ映画「ベイブ」を製作し、そのヒット
を駆って再びハリウッドで「ベイブ・都会へ行く」を監督するのだ・・・「マッド・マックス」の凄
まじい暴力描写からすると考えられない変貌振りだ。オレ「ネバーエンディングストーリー2」の監督
もこの人だと思ってたら、アレは同姓同名の別人だったんですね。あ〜しかしまたこの人のアクション
映画を観たいものだねぇ。後にも先にも「マッドマックス」を超えるカーアクション映画は無いと
言い切れます。