「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」
こぉ〜れはビックリする程地味なハリウッド作品でしたねぇ。
アクションも音楽もロケーションも無く、ひたすら人間の関わりの中だけでテーマを紡い
で行くと言う、役者も当時有名だったのはロビン・ウィリアムスだけですよね。
大学講師と天才だけど貧乏な掃除のアルバイト青年という取り合わせで、世にも知的
なドラマが展開されていく……。
この作品の共同脚本で役者としても出演したマット・デイモンとベン・アフレックがとても
才能溢れる凄いひとたちだと思ったものです……。
それにしちゃ何ですかその後の特にベン・アフレック君のバカ映画に継ぐバカ映画への
出演は!
ベン・アフレックとダンボ耳? の出演作に当たり無し! なんて勝手なこと言ってました
けど、そう言えばベン・アフレックの最初のブレイク作がこんなにも素晴らしい傑作だった
ことをずっと忘れていました(笑)。
マット・デイモンの方はこの後、「プライベート・ライアン」 で後半やっと件のライアン二等
兵が見つかったと思ったら「なんだグッドウィルハンティングじゃねぇか」と知った顔が出
て来てリアルな描写に浸っていたのが冷めちゃったのを覚えています。
本作は本当派手な見せ場も音楽とかスターが出て来る訳でも無いけれど、いや〜凄い
良かったですよ。これこそ脚本の勝利、みたいな印象でした。