「グリーンマイル」

 ぼちぼちエーカッコシーのトム・ハンクスが鼻に付き始めた頃でしたが、原作スティーブン・キングの魅力に誰が主役だろうが関係ないくらい没入して見られましたね。

 いやー面白くて悲しくて、感動して怖くて……このテイストはまさに恐怖文学だぁ。

 コレ怖かったよねぇ……最初のうちはファンタジーっぽい奇跡が起きる物語かなぁと思っていたら……あの驚愕電気椅子処刑シーンから「ああ……やっぱスティーブン・キング」のフィールドやな……と思い始めて……。

 悲しい感動のラストの後、トム・ハンクス演ずる主人公には良き長い人生が残されたのかと思いきや……長く生きられると言うことはそれだけ肉親や友人が死んで行くのを見送らなければならない訳で、それは地獄だと言う……。

 思いっきしネタばらしてますけど、ホント最後に背筋がゾクッとしました。

 グリーンマイルって言うのは死刑囚が処刑台まで歩く道のりのことを言うのだけれど、生きてる人間は全て死へのグリーンマイルを歩いているのだと言う……恐いですねぇ。

 あの黒人の役者さん、公開時は大人気でブレイクするかと思ったら、コレ以降あんまし出てませんね。



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