「ハード・ウェイ」

この映画面白かったですねぇ。監督はかの「サタデーナイト・フィーバー」(古!)でデビュー し、その後「ウォー・ゲーム」や「ブルー・サンダー」等のアクションから「張り込み」や「バード・オン ・ワイヤー」みたいなアクションコメディも撮っているジョン・バダム。そうそう「二キータ」のリメイク 「アサシン」を作ったのもこの人。で本作はマイケル・J・フォックス扮するハリウッドの俳優が刑事役 を演じる為に実際の警察署で本物の刑事を観察しようとやって来る。そこでマイケルに付きまとわれて迷惑 するスレッカラシの刑事役がジェームズ・ウッズ! この二人の珍道中が事件の中に巻き込まれて行く展開 は実に楽しくて面白い。マイケルは言わずと知れたかの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で20代半ば にして高校生を演じたチビで童顔俳優、その彼が本作の中でも映画俳優の設定で「どうして僕は高校生の役 ばかりなんだぁ〜」と嘆く場面は爆笑。その彼が男らしい刑事役を演じる為にウッズ演じるダーティー 刑事に付きまとう、この二人のやり取りが傑作。いや〜本当このマイケルの設定と二人の配役が成功 でしたねぇ。この監督と多くコンビを組んでいるアーサー・B・ルビンスタイン の音楽もビートが効いて て良かったです。



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