「誇り高き戦場」
こぉ〜れ懐かしいですね! 小学生の頃よくテレビでやってたの観ましたよ。第二次大戦中
にアメリカの有名なオーケストラがドイツ軍の捕虜になって、クラシック好きなナチスの将校に無理やり
演奏させられると言う面白い設定でした。
捕虜になった楽団が敵の命令で演奏するんだけど、それもバッハやベートーベン等敵国であるドイツ
の作曲家たちの音楽と言うのも感慨深くて、音楽の素晴らしさには国境が無いと言うニュアンス
が感動的でした。
楽団の指揮者は今は亡きチャールトン・ヘストン! 対するドイツの将校と言えばこの人マキシミリアン・
シェル! この二人が対立しながらも音楽を愛すると言う部分だけは通ずる面もあって、そんな中アメリ
カ軍から派遣された兵士が楽団に紛れ込んで脱走計画を進行させると言うスリリングな展開もあって、
実に面白かったですね。
何年か前のロマン・ポランスキーの「戦場のピアニスト」もコレに近いテイストの作品かと思ってたけど、
アレは殆どが孤独の逃避行を描いたサバイバルなテイストでした。