これは切ない切ない北野武
の青春賛歌……なんて言うとこっ恥かしいが、若いと言うことの爆発! 暴走!
そして現実と言う名の強大な壁に激突して打ちのめされ、それでもまた出発! と言う青春時代に限らず人生に繰り返
し訪れる、人間が前に進んで行くと言うことの力強さと「負けるもんか」と言うガッツが身体中に漲る素晴らしい青春
映画!
北野監督
の作品は感性で撮っている素人の感覚的映画と言う評価が定着しつつあった時にコレが出て、
武
は単純に感覚だけじゃない、内に秘めた素晴らしい作家性を持った表現者だ! って言う印象を受けて、コレ以降彼の作品が一層好きになった。
久石譲
のイナズマの様に駆け抜ける音楽! もう大好きで大好きで「負けるもんか! 絶対にや
ってやる! いつまでも何処までも力の限り走り続けてやるぅ!」ってな勇気が出ちゃう(笑)