今をトキメク? 脚本家宮藤官九郎
。所謂「クドカン
」ブームに火をつけたテレビドラマ「
木更津キャッツアイ
」
の映画化第一弾!
いや〜このハチャメチャ振りはまるで大学生。この手の作りの映画ってスピルバーグ
の「1941
」
とかたけしの「みんな〜やってるか!
」とか詰まんないのが多いんだけど、本作の楽しさは飽きませんねぇ(笑)
最もこの”乗り”に付いて行けず白けちゃう方も多いでしょうけど。映画が進むにつれてハチャメチャ振りはどんどんエスカ
レートして大変なことになって行く(笑)ここまで来ると普通「もう勝手にやってくれ」ってなるんだけど、何でしょう
この仲間たち、木更津
の住民たちの楽しさは。今まで地域モノとして大阪の「浪花
」や北海道の「北の国から
」広島の「仁義なき戦い
」とかいろいろありましたけど、木更津
って無かったですよね、コレみると木更津
って皆こんなノーテンキで
楽しいヤツ等ばっかしなのかよ? と思ってしまう。
宮藤さんの過ごした青春時代の木更津
はよっぽど楽しかったんでしょうねぇ。本作のテレビシリーズを皮切りに
クドカン
作品は「池袋ウエストゲートパーク
」から「タイガー&ドラゴン
」
映画は「ピンポン
」や「ゼブラーマン
」等、次々に作品が発表されてテレビ界も映画界も席巻した感がありましたが、作品
ひとつひとつに関しては結構批判的な感想も多いみたいですね。
オレはクドカン作品の魅力はどれもその独特な”乗り”に
あると思ってるので、それに乗って面白がれないと詰まらない、ってことになるかもしれませんね。本作は本当に学園祭
の超パワー版みたいな乗りで、オレは結構好きでしたね。