「ミクロの決死圏」
楽しい楽しい昭和41年! のアメリカンSF。
外からの手術が出来ない要人の脳ミソの内部へミクロ化した潜水艦に乗って手術をしに
行くクルーたちの物語!
もうこの設定だけで「どうなっちゃうんだろう」ってワクワクしちゃう楽しさ! 昔の
SFの発想って「地底探検」とかもそうだったけど、どうしてこんなに夢があって楽しい
んでしょう。
当時これを見た手塚治とかも人間の体内描写のリアルさに仰天したと言うけれど、確か
に潜水艦が進んで行く血管の中を流れる赤血球・白血球の描写とかは学校でも理科の先生
が引き合いに出して説明していたっけ。
そう言えば昔「トイレット博士」と言う子供の大好きなウンコネタばかりの漫画があっ
て、その中でこの映画をパロディーにしたのがあった。
便秘がどうしても治らない女の子の体内にミクロ化した博士たちが入って、内部から詰
まって出ないウンコをシャベルで掘る!
そんで映画と同じくミクロ化していられる時間ギリギリになってやっとこさ脱出するん
だけど、映画の方は確か目玉から洪水の様な涙を泳いで脱出するんだけど、漫画の方は時
間ギリギリになってようやくウンコ掘って開通した肛門からウンコと一緒にドバーっと気
持ち良く脱出するのだ。