「ニューヨーク東8番街の奇跡」
スピルバーグの「ET」に始まった宇宙人友好路線のバリエーションの中の一編。コレは当時日本でも問題に
なっていた地上げ屋の横暴と言う社会問題に絡めたところが新しく、また作品の作りが上手く出来ていて良かったで
すね。製作のスピルバーグの持ち味が良い意味で作用した良作な印象でした。またここでの宇宙人の描写がミニチュア
と言うのが楽しいですね。ハイテク機械のUFOなんだけど、ただ小さいと言うだけでこれ程可愛く見えてしまうと
ころが新鮮でした。バブルの崩壊と共に地上げ屋と言う存在も掻き消えてしまった訳ですけど、時代背景と言い懐か
しいですね。