「お嬢さん」

 お〜モロかったですよ〜殆ど予備知識もなく、知人の口コミだけで行って来ました。

 都内で2館しかやってないんですね、んで満員ですよ。オモロそうな匂いを嗅ぎつけた映画好きな人たちが集まって来てる感じだ。

 エロチックサスペンス? くらいな予備知識しかなかったのが大正解。作者の意図に翻弄されて〜十二分に楽しませて頂きました。

 3部構成になっていて〜第1部の終わりで唖然としてから時間が戻り、視点を変えた第2部、更に第3部と続き、その中でも時間軸いじりまくりで壮大なサスペンスが展開するという趣向。

 時間軸いじり放題で複雑な展開がひとつの着地点へ向かうという構成は、ペドロ・アルモドバルの「バッド・エデュケーション」やフランス映画「女はみんな生きている」を思わせる。

 そ〜れが本作は何と日本軍に併合されてた頃の朝鮮半島が舞台、というのが異色だ。何しろセリフの半分は現地の人が話すカタコトの日本語で、和洋鮮? 折衷のセットや美術の中で展開するのが新鮮で、味わったことのないエキゾシズムを醸し出している。

 こ〜の鮮烈な映像と複雑に絡みながら鮮やかに昇華するラストは見事でした。エロ描写も韓国映画はここまで来たか、と思わせます。

 いや〜本当エンタメしましたねぇ。



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