「黄金狂時代」
コレは「キッド」で初めて短編からドラマ路線へ進出したチャ
ップリンの長編第二作。
確かテレビでよくチャップリンの映画が放映される様になった最初の
作品じゃなかったかな。
黄金を探して雪山をさ迷ったチャップリンと他の粗暴な男たちが山小屋
に籠もるんだけど、食べる物が無くて、腹が減って靴を茹でて食べるんで
すよね、ナイフとホークでステーキみたく切ってみたり、靴ひもはスパゲティ
みたくクルクル巻いてみたり。
あとロールパンを2個ホークに刺して足にしてダンスを踊るのもこの
作品でしたよね?
崖っぷちに建っている山小屋がシーソーみたく傾いで落ちそうになる
スリルや、軽妙なチャップリンの仕草の一挙手一投足が、初めて
見るチャップリンの鮮烈な印象を残しました。