「パニック・イン・スタジアム」
コレ懐かしいですねぇ〜昔テレビでよく観ましたよ。
フットボールの試合で大観衆がひしめくスタジアムのスコアボードの上にライフル魔が
立て篭もり、観衆を無差別に射殺しようとする!
運命のスタジアムに何も知らずに試合を観に集まって来る人々の日常から追って行くタッチが
サスペンスを盛り上げて行きますね。
観ている方はこれから何が起こるのか分かっているだけにこの持って行き方は上手いです
よ。そして満員のスタジアムにライフル魔がいることが明らかになり、担当する刑事チャール
トン・ヘストン! が特殊部隊(SWAT)の出動を要請する〜ってサスペンスを盛り上げながら
展開して行く面白さ。
この作品を知っている世代はSWATと聞くとすぐこの作品が浮かびましたよねぇ。黒い服を
着て高いところからロープを垂らしてスルスルスル〜と降りて来るところがカッコ良かった。
本作は現実にも似たような事件が起きている題材をドキュメンタリータッチで描写した、実に
スリリングな70年代名作アクションの一本でした。