「パニック・ルーム」

 コレはかの「セブン」や「ファイトクラブ」を撮った奇才デビッド・フィンチャー作品で、そんなフィンチャー流のウルトラ変化球を期待した観客達には非難ゴーゴーだったようでしたが(笑)どうしてどうして、フィンチャーだから……って過度の期待はせず寝っ転がって観ると充分オモロイですよ。

 まぁジョディ・フォスターはもうハリソン・フォードやトム・ハンクスの女性版みたいな、悪く言うとオーソドックスなハンサム女みたいになってきちゃいましたけど。この人出始めの「タクシー・ドライバー」や「ダウンタウン物語」とかキョーレツだったのに近頃本当つまんなくなっちゃいましたね(失礼!)。

 かくして本作も特にジョディはどーでも良いんだけど、あ! そー言えばトイレでジョジョ〜とオシッコするシーンがあったのはこの映画だったかな、アレはちょっとドキドキしましたけど(失礼笑)あのシーンには一部のマニアが過剰に反応しているみたいですね(笑)。

 本作は危機に陥るジョディと娘よりも、三人組の犯人たちの方が面白い。そこへ逃げ込めば絶対安全な隠部屋「パニック・ルーム」に逃げ込んだ母娘を外に出そうとあの手この手で交渉したり手段を画策する三者は協力したり仲違いしたりして……。

 特に実はパニック・ルームを設計した人であったと言う黒人役のフォレスト・ウィティカー は良いですね。この人最初に観たのは「ハスラー2」でポール・ニューマンを人の良さを装って騙してしまうハスラー役! そしてかの「クライング・ゲーム」は彼の代表作ではないかな。アメリカ版「シャル・ウィ・ダンス?」にも出てましたよね。

 いつも脇で凄い印象を残す個性派スターですよね。こう言う役者さんが脇で活躍する作品と言うのは概して面白いですよねぇ。




リストに戻る