「ラ・ラ・ランド」
いや〜楽しい楽しい楽しい楽しい♪♪
オープニングの高速道路モブダンスにゃ製作費の半分くらい掛かってんじゃないでしょうか、一挙に作品世界へ引き込まれます。
昔ジーン・ケリーやフレッド・アステアがニッコニコで歌ってたミュージカルを思い出した。カットの繋ぎや場面設定、シーンが変わる映像処理等、始終アナログなタッチが通されてます。
「パリの恋人」「巴里のアメリカ人」とパリ繋がりやし、昔懐かしいハリウッドミュージカルを多分に意識してるのが分かる。全体からオマージュが発揮されていて、それでいて楽曲も俳優も新しいのでピッチピチです♪
街の夜景をバックに二人でタップダンスをカチャカチャ踊り出したら〜泣けてきた(笑)何気なく会話しながら〜靴をタップシューズに履き替えてくんだもの、ニヤケますねぇ。
ストーリーだって何の変哲もないベタベタのボーイミーツガール〜で夢はあるけど金がない〜片方が成功すると亀裂が入りケンカ〜仲直り〜で成功はしたけど失う物も……でおしまい。
終盤5年後に飛んで別れ別れになった二人が再会し、もし一緒に添い遂げていたら〜と空想回想するのがちょっとだけヒネった感じかな。
でも本当、ミュージカルには楽曲と踊りが重要なファクターなのだなぁと改めて思わされて、嬉しかったですね。やっぱ観てる方も踊り出したくならなきゃですよねぇ。