「恋愛適齢期」
宣伝は同じくジャック・ニコルソンでアカデミー賞を取った先般の「恋愛小説家」の
二番煎じみたいな印象でしたけど、どうしてコレにゃ相手役のダイアン・キートンおばさん
(失礼)が強烈なアンサンブルとして登場し、こ〜の恋の駆け引きというかドタバタな
展開のなんと楽しいことでしょう♪
確かキートンは劇作家で、そもそもニコルソンは彼女の娘と付き合ってたんだけど、
老体に無理したばかりに心臓発作を起こして病院に担ぎ込まれるハメになる(笑)する
とそこにはかねてからキートンの作品のファンだったというイケ面の医師(キアヌ・リ
ーブス!)がいて、思わずキートン心ときめいちゃう♪
キートンはニコルソンとの出来事をそのまま劇にしてしまったり、燃え上がる自分の
恋愛感情にまかせて雄叫びをあげながら戯曲を書きなぐったりと、観てて手を叩いて喜
んじゃいましたねぇ。
キートンが心ときめかす若い医師役のキアヌ・リーブスも嫌味がなくて良かったですよ。
丁々発止の台詞のやり取りや、心ときめかす恋愛のやりとりが、若者ではなく中年同士
で、しかも中年ならではの楽しさになってるところが本当良いですよねぇ。
いや〜大好きですよ。