「ロボコップ2」
ロボコップって最初デザイン見た時「ああ、なんかB級マイナーでしょ
うもなさそうやなぁ」と思っていたら、第一作のポール・バーホーベンの
なんと言う異様でリアルな近未来描写!
それを受けてのこの第2作はかの「帝国の逆襲」を撮ったアービン・カ
ーシュナーが前作の要素に活劇の要素を加味して、よりスリリングでボル
テージの高いロボコップワールドを展開している。
ロボコップシリーズのコンセプトは「もし近い未来、警察が民営化され
たら……」と言う仮定のもとにリアルな物語が展開して行く面白さ。
着ぐるみのロボコップの動きは役者がパントマイムで表現し、その動き
に合わせたメカニックな効果音が付く。
今回それに対抗する新型の人型でないロボットはハリーハウゼンばりの
ダイナメーション(人形アニメ)で表現されいて、着ぐるみロボコップと
の戦いが展開していく。
最近のCGなんかよりこっちの方がはるかにリアルで楽しいですよ。
んでもこのロボットの刑事と言う発想は古い日本のアニメ「8マン」か
ら来てるらしいけど。アメリカはそゆのを子供向きってんじゃなくて真剣
に取り組んで考えて工夫して映画化するもんねぇ。
ショウビズって物に対する捉え方の違いもあるのかもしれないけれど、
日本も昔のアニメヒーローとかのリメイクに対する姿勢を考えて欲しいで
すやねぇ。