「潜入秘密探偵/4人のメロス」

東海大学演劇研究会第141回建学祭公演(2006年11月4日東海大学湘南校舎)

この台本は東京たっちゃぶるSの最新作だったんですが、既に5年もの歳月が経っているんですね、気が つくともうそんなに舞台やってないんだなぁ・・・と遠い目になっちゃいますけど、いやオレ的には別にサボって る訳でも情熱を失ってる訳でも全然ないんだけどねぇ。この作品は劇中密室の中で仕掛けられた爆弾の爆発まで のタイムリミットがリアルタイムにデジタル表示でカウントダウンして行ったり、説明セリフが多く、ともすると 役者はみんな棒立ち状態になってしまったりと、いろいろ難しい作品だったんですけど、東海大学の演劇研究会の 皆さんは良く頑張って面白い舞台に仕上げていました。普通の教室空間にパネルを張り巡らせてセットを立て込み、 道具を用意して、本当良く作ってるなぁ・・と関心。ただちょっと空調が効いてないせいか客席も異常に暑く、舞 台上の役者さんたちは皆汗だくでちょっと可哀相だった。キャストの人たちはみんな同じ大学の仲間と言うこと もあってか実に伸び伸びと垢抜けた芝居をしていましたね。見たところもっとハメを外して遊びたそ〜な感じも見 受けられましたが(笑)そこは演出がしっかり抑えるところを抑えてたんでしょう、台本のテイストがちゃん と活かされた良い印象な舞台に仕上がっていました。作者としてはとっても楽しい思いをさせて貰いました。た だ今度はも少し広くて空調の効いた教室が借りられる様になると良いですねぇ。



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