「素晴らしき哉、人生!」

 アメリカでは毎年クリスマスが近くなると必ずこの映画がテレビで放映される とか、この映画を観て自殺を思いとどまった人が沢山いるとか……。

 そんな凄い映画なのかい? なんぼのもんじゃい! って観てみると、ラストはもう 滂沱の涙でお鼻ズルズルですよ。

 こ〜の監督フランク・キャプラ! フランク・キャプラ! フランク・キャプラ! 現実に こんな良いことがある訳がない、と揶揄される向きもあるらしいけれど、でも信じたいじゃ ないですか、人間は素晴らしい、この世も捨てたもんじゃない! って。

 キャプラの映画は「信じてもいいじゃないですか!」と語りかけてくる。

 特に昨今、不景気やし、世知辛くって、良いことを探しても中々見つからないこのご時世 にゃ、ちょっとタマラン作品ですね。

 本当、いじけてないで友達を大事にしよう……って気にさせる映画ですね。



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