「シェルブールの雨傘」
有名な名作ですね。曲を聴けば「ああ、コレか」と誰もが聞いたことのある主題歌。セリフが
全部歌になっていると言う、吹き替え不可能? な作品。誰か強引に日本語にしたら笑えて見れない
映画になっちゃうかな。セリフが全部歌になっていると言うと何年か前のマドンナ「エビータ」を
思い出すけれど、アレは拷問でしたねぇ(笑)しかもオレ知らないで見たもんだから戸惑ったよ。だ
って出て来るひと出て来るひと皆が歌いだして誰もまともにしゃべってくれないんだもんな、もう頼む
から「誰か普通にしゃべってくれえ!」って感じだった。でもこのシェルブール・・はセリフが全部
歌でもそれ程ドラマに違和感なく溶け込める。と言うかほとんど語ってる様な感じの曲も多いからか、
フランス語って普通に喋っててもなんか歌ってる様な節がついてる感じだもんね。でこのカトリーヌ・
ドヌーブとハンサムな若者が戦争に引き裂かれるメロメロメロドラマ。今で言う「冬のソナタ」だね
コレは、って言うか今更40年前みたいなドラマ作ってんじゃねえよ(失礼)。コレが作られたのは
40年前だから、今見てもしみじみ感動出来ます。戦争に行く彼氏を見送る駅のシーン。ラストの雪
のガソリンスタンド(エッソ!)美しいシーンに美しい音楽が重なって、良いですねぇ〜(笑)全編
歌うと言うこの手法で成功した作品は他に無いですよね、だからコレはいつまでも輝いてるのかもし
れません。