「ターミネーター」

 もうコレは今じゃ古典と化してますね(勿論褒め言葉ですが)制作費は少ない けれど面白い映画を作りたい! と言う情熱と工夫が漲っていましたねぇ。

 内容についちゃもう野暮なので書きませんが、ムキムキマン(って言い回し古いか)な シュワちゃんをそのまま「サイボーグ」としてしまう発想!(制作費掛かりません)舞台は 現代なので未来の描写はミニチュアが少しで良い。最後の骨組みだけになった時の コマ撮り人形は動きがぎこちないので予め脚が壊れてビッコ引いてることにしよう。等等。

 その後「エイリアン2」「アビス」「タイタニック」と続くキャメロン節「どんなピンチになって も絶対に諦めない!」が本作で完成していますね。
 「嵐が来そうね」と言ってリンダ・ハミルトン姉さんが暗雲へ向けてジープを走 らせて行くラストが忘れられません。今思えばあの過酷な未来を予見させる暗雲はその後の キャメロン監督の作るボルテージの高い作品群の予兆だったのかもしれません。 なんちって(笑)

 だ〜けど噂では「2」以降のシリーズの映画化権を奥さんとの離婚訴訟で取られちゃ ったんだとか! んで産まれたのがあの感じ悪いお姉ちゃんの「3」ですよ。ちょいと情 けないですよねぇ。


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