「ザ・エージェント」
トム・クルーズといえば 「トップガン」 とコレですね。
っていうと2つしか無いんかい? となってしまうけど、2つしかありません。あ、「卒業白書」 も楽しかったけど、古すぎかな……。
トム・クルーズってカッコ良かった 「トップガン」 でブレイクしてからポール・ニューマンやダスティン・ホフマン等の大スターと組んだり、オリバー・ストーンやシドニー・ポラック、果てはキューブリックという大監督たちの作品に出演したりして、映画スターとしてキャリアを築くことに貪欲で頑張ってるのは分かるのだけれど、オレ悪いけど結局はこの人って"カッコ良いさわやかお兄ちゃん" しか出来ない人だと思います(スンマセン)。
でも本作はそんな爽やか兄ちゃんなクルーズの魅力が始めて? 遺憾なく発揮された大成功作品だと思ってます。
いやー良いですよ、何よりトム・クルーズに嫌味がなく、オレ様感が感じられない。トム演じる主役がスポーツ選手ではなくて、スポーツ選手のマネージメントを司るエージェントと言う設定と、最初に思いっきしドジ踏んでドツボにはまったところから始まるのも良い(笑)。
コンビを組むことになる黒人のアメフト選手のノリも良いし、今思えば後にブレイクする彼女役のレニー・ゼルウィガーとメガネの男の子もなんとも可愛らしかった。
こ〜れは本当楽しい楽しいスカッとしてトム・クルーズの笑顔が素直に印象に残る稀有な作品でした。