「突撃隊」

 主演スティーブ・マックィーン&監督ドン・シーゲルという、往年の映画ファンなら泣い て喜ぶド迫力戦争映画!

 今でこそ「プライベートライアン」に始まるリアル戦争描写の原点は56年の「攻撃」や62年の 本作にあると言っても良いのではないかな。

 もう〜コレを観た時ゃ恐くって恐くってねぇ……戦争の地獄を見て来た兵士を演じるマックィーン の目つきの凄み! モノクロで表現された火炎放射器の地を這う炎の不気味な迫力! 地雷原を這って 進むド緊張感、そして叫びを上げて爆死するジェームズ・コバーン!
 子供心にトラウマになりそうな迫力描写の連続でした。

 サム・ペキンパーやジョン・ハフ監督なんかもそうだけど、映画の迫力というものは、金が 掛かっているとかCGの技術で決まるものではないということを決定的に印象付けましたねぇ。

 余談ですが小生が94年に作った8ミリ映画「バトルマウンテン」で松明を持って闘う場面 は本作の火炎放射器の描写を?イメージしてたのでした。



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