週間? TV映画勝手におしゃべり!



「ルーキー 」


10月23日午後1時35分~テレビ東京


 楽しい楽しいクリント・イーストウッドのド派手アクション刑事物!

 新米刑事でチャーリー・シーンがやってきて破天荒なイーストウッド兄貴とコンビを組んで……叩き上げのベテラン刑事とお坊ちゃんの新米刑事、ドーナツばっかし食べてるチャーリー・シーンにイーストウッドが「ガキの喰い物ばっかし喰いやがって」と吐き捨てて乱暴に運転するのが可笑しかった。

最初は毛嫌いしていたイーストウッド兄貴だけど、コンビを組んで頑張ってるうちに若造だったチャーリー・シーンもいっぱしのデカになり、最後はまた次の新人が入って来て終わると言うサンドイッチ式のオチが着きます。

 アクション描写は最近の大作映画の様にやたら爆発したり町全体を巻き込む様な大掛かりでなく、かつてのダーティーハリーシリーズみたいなリアルで地に付いた見せ方が大迫力! これぞアクションだ、って感じ。

 何か懐かしい感じもしますね……高級外車をいっぱい載せたキャリートラックから追って来る敵の車目がけて後ろへ高級車を放り出して行く! こ~の楽しさよ(笑)この豪快で乱暴なアクションがいかにもイーストウッドだ。

 あと悪役の男は「蜘蛛女のキス」とかでこの頃売れてた名優だよね、やっぱこゆ刑事モノとかって悪役に必ず凄い役者さんを配置するのが成功の秘訣やな。
 同じイーストウッドの「シークレット・サービス」なんかジョン・マルコビッチだったし「ダイ・ハード」シリーズも毎回適役は凄い役者さんだよね。やっぱそうでないと話にリアリティーが出ないし面白くならないからなんだろうな。



「親切なクムジャさん 」


10月21日午後3時00分~TOKYO MX2

 韓国映画が勢いに乗り始めた最初の「シュリ」や「JSA」の頃はまだ「こんなもんか」と余裕をかましていましたけれど「オールドボーイ」「殺人の追憶」や本作の辺りから、この分野に関しては追い抜かれてしまいましたね。

 何と言う奇想天外で、リアルで怖い人間の恨み、地上波で放映できるのか? な残酷描写……。
 「悪魔を見た」「母なる証明」等々みんな面白かったですねぇ!

 中でも本作は特にキョーレツな印象が残っていますね。こ~の主人公、クムジャさんの哀しい運命、壮絶な復讐を堪能しましょう。



「ニキータ」


10月4日午後1時35分~テレビ東京

 この頃のリュック・ベッソンには神が降りていましたね。「グレート・ブルー」の次が本作で、この三回転半ヒネリしているトンデモな面白さにはでんぐり返った!

 しかし続く「レオン」がもうてんで普通でオレはダメでしたねぇ~一番人気あるみたいですけど。それ以降リュック・ベッソンの名前はハリウッドでどんどんビッグネームになって行ったのだけれど、このハリウッド進出前にフランスで撮った最後の作品がオレは最高傑作ではないかと思いますね。
 まさに乗りに乗っている音楽のエリック・セラとのコラボ! サントラCDを穴の空くほど聴いていました。

 本作は3年後にハリウッドでかのブリジッド・フォンダの主演で「アサシン」ってタイトルでリメイクされましたけど、やっぱしこの何とも皮肉で切ないストーリー展開はフランスの物ですよねー。アレは殆ど同じになぞっただけのリメイクでしたけど、やっぱしアメリカで撮ると合理主義な国なので? ちょっとぎこちなさを感じました。でも主演のブリジッド・フォンダはオレ的には一押しの女優さんだったので良かったんですけれど。

 あとオリジナルでジャン・レノがやった役をリメイクではハーベイ・カイテルが、それに女スナイパーの先輩として社交辞令等を教える役で出演している大女優! ジャンヌ・モローの役をリメイクではアン・バンクロフトがやっていたりと、比較してみるのも中々楽しかったですけど。

 そしてこの次にあの「レオン」が登場する訳ですが、あの作品は逆にニューヨークで撮影しているのに雰囲気が完璧にフランス映画でしたね。やっぱし作品の空気を決めるのは監督の資質なんでしょうね。

 とにかく「二キータ」はもう~面白くって面白くって、大大大~好きですね♪ 本当にこんな面白い映画を作る人が今じゃこんなに落ちぶれて? しまうだなんて当時は思いもしていませんでしたねぇ。ハリウッドで成功するなんていうことはロクなもんじゃないのかもしれませんねぇ。



「スネーク・アイズ」


9月25日午後1時35分~テレビ東京

 ブライアン・デ・パルマのポリスサスペンス物。コレは異常に面白そうで観に行きましたねぇ~犯人は誰かすぐ分かっちゃったんですけどねぇ(笑)

 けれどこの導入部! 賭けが渦巻く大ボクシング会場で起こる殺人事件の目が回る様な映像表現はデ・パルマテイスト炸裂! 映像の醍醐味を味わえますよ。

 善玉も悪玉も出来るニコラス・ケイジが、ここではちょっと薄汚れた半分ワルな刑事で良い味だしてます。

 犯人役の人も良いんだけど……この頃売れててやたらいろんな映画で顔見てたので、出て来た時に、あぁ、コイツが実は犯人なんだな……と分かっちゃったのが惜しかったなぁ。



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