10.10 みちのくプロレス「竹脇」観戦記


<第1試合>
星川尚浩  VS  ジョニーセイント

不可解な動きでいつのまにか攻守を逆転させてしまう「セイントマジック」 が炸裂していました。が、あまりにもスローな動きなので会場は盛り上がら ず、星川もやりにくそうでした。あれでスピードさえあれば凄いのに惜しい。
<第2試合>
ウィルキンスJr  VS  レニーレーン

レニーレーンのセコンドに”スーパーヨネ現代人”が登場。スーツを着て眼 鏡をはめ、手にはアタッシュケースでなかなか颯爽とした姿でした。
レニーレーンは鈍いボディビルダーという感じで、印象に残ったワザらしい 技はラリアット位しかありませんでした。でもこの試合の主人公はヨネです からこれで良かったのかもしれません。
試合後ヨネがウィルキンスにベルトを巻いてやる振りをして奇襲をかけまし たが、あっさりと返り討ち。強烈なパワーボムで頭を強打し、第5試合では 元のヨネ原人に戻ってデルフィンのセコンドについていました。
ちなみに、この試合のレフリーはエディーシャーキーさんです。

<第3試合>

 
石川雄規
アレクサンダー大塚
 VS  
池田大輔
米山サトシ

この試合から会場が盛り上がり、ホッとしました。
ここでの功労者はアレクでしょう。池田と米山のロープを挟んでのサンドイ ッチキック4連発にも耐え、強引なスープレックスで反撃します。ダウンか ら立ち上がる所をキックやラリアットで倒すという池田の非情な攻めも凌ぎ きって石川へつなぎます。最後は石川が米山にギブアップ勝ちしました。

<第4試合>

 
 
ザグレートサスケ
初代タイガーマスク
ミルマスカラス
 VS  
 
ダイナマイトキッド
小林邦昭
ドスカラス

お待ちかねの夢のカードはマスカラス・ドスカラス兄弟の入場から始まりま した。ところがここでマスカラスがリングインに失敗してしまいます。しか し1度エプロンに出て、再度リングイン(今度は成功)するナイスフォロー。 JWPのひーちゃんズが花束贈呈していよいよ試合開始です。
いきなりタイガーVSキッドでスタート。タイガーは絶好調のようで素晴らし い動きをしていました。マスカラスも序盤からドス相手にフライングクロス チョップを惜しみなく連発し、ドスもパワーボムでサスケの頭を遠慮なく叩 きつけます。サスケの動きはいま一つのようでしたが、それでもトペコンヒ ーロはムイビエン(格チャン風)。しかし、キッドだけは全盛期に 遠く及ばない動きしかできず、試合後に寂しそうな顔をしていました。

<休憩時間> グレートゼブラ、猪木(春一番)、ヤマモが挨拶し、拳磁&サスケが1曲歌 いました。
<第5試合>
 

 
 
 
グラン浜田
スペルデルフィン
4代目タイガーマスク
愚乱・浪花
薬師寺正人
 VS 
 
 
 
 
ディック東郷
MEN’Sテイオー
獅龍
TAKAみちのく
船木勝一

この試合は全員がよく動いていて、この日のベストマッチでしょう。 このような試合を普段見ることができる東北人がちょっと羨ましい。 見ていて一番驚かせてくれたのは薬師寺でした。 去年青森で見た時に比べ格段の進歩で、獅龍にもテイオーにも負けていません。 何といっても技の失敗がなく、流れるような動きがスゴイと思います。 元レフリーとは信じられません。ただ、あのコスチュームだけはちょっと...ね。 もっとカッコいい服を着る資格があるのでは。
<第6試合> 
新崎人生  VS  ハヤブサ

残念な事に人生の体に経文はありませんでした。しかし、拝みロープ渡り、 拝みパワーボム、ダイビングヘッドバット、ブッチャー風空手パフォーマン スが見られたので満足です。できれば拝みケプラーダも見たかったけど。
ハヤブサはスターダストプレス、ファルコンアローを出しましたが、フェニ ックススプラッシュを自爆して足を痛めた後は精彩を欠いてしまいました。 (ハヤブサの技はあまり詳しくないので間違ってるかも知れません)
試合後にサスケがリングに上がり、ハヤブサと握手。そして人生ともガッチ リと握手しました。やっとみちのくに人生(&ヨネ)が帰って来ました。