前書き |
それではこの辺で「運指」について勉強しようかな、と。
とかく、こういう地道な練習は、
「楽器にとっつき始めた時」
「完全に行き詰まったときに初心に戻って」
「完全プロ志向のまめな人」
がやる練習なので、初心者には嫌われてます(笑)
でも、初心者はぜひ今の謙虚な気持ちのときにやっておいてください。
後々、気づかぬ所で役に立っているものですよ。
また、ライブ前の指慣らしとしてやる場合もありますネ。
・・・それと、この地道な練習のためには、
メトロノーム(アナログでもデジタルでも良い)かリズムマシンを持っておいたほうが良いよ。
では、早速いってみよう! _ρ(^^ )ノ
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ひとくちに運指と言っても大きく分けて2つある。
- @ストレッチのため・・・・・・・・・左手の指が開かないと指板の上を自由自在に動き回るようにならないよ。
- A指を慣らすため・・・・・・・・・・「ふつー、つかわねーよ!」といったプロのフレーズを弾けるようにします。やっぱり指がちゃんと動かないとね。
だ。
この「運指練習編」では両方おりまぜて練習していくよ。
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オーソドックスな指慣らし |
譜面J
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- POINT:リズムを一定にする。左手のポジションは動かさない。
- どうだろう?一番オーソドックスな運指練習フレーズだよ。
- 簡単でしょ?こういう地道な練習がうまくなるコツだ。
- とりあえずこれを、できればメトロノームに合わせて弾くことをおすすめするよ。
- そうだな。テンポは100ぐらい(4分音符)。
- これを延々繰り返すこと1分間だ。さあ、どーぞ。
- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・終わったかな?
- このフレーズは各自アレンジしてやってみてください。
- 例えば、5ふれから始まっているものを4小節ごとに1ふれずつ上に移動していって、12ふれまできたらまた下に移動するとか。
- 手の大きい人も小さい人も、なれてきたら1ふれでやっておこう!
- (小さい人はできるだけポジションを動かさないように練習しておこう)
- また、テンポを変えて120ぐらいでやってみるとか。
- 色々方法はあるよ。とりあえずずっと続けるのがコツです。
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- メトロノーム(リズムマシーン)を持っている人へ
- ・・・カッチ、カッチ、カッチという音に合わせていると、メトロノームの音が聞こえなくなる瞬間があるはず。
- それがベストタイミングで弾いている証拠だよ。ベースの音しか聞こえなくなればしめたもの。
- それがずっと続けば、リズム練習もクリアできるよ。
- リズムマシーンの人はハイハットだけ打ち込んで、その音が消えればOKだよ。(まー音量にもよるけど)
- 残念ながら持ってない人へ
- ベースの命はリズムだよ。そんなに高いものではないので1つ買っておこうね。
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弦をまたがった指慣らし |
譜面K
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譜面Jに似ているようで、弾いてみると全然似てないことがわかる。指の使い方はほとんど一緒かな?
「違う!」と言われると困るけど、、、、、コンセプトはいっしょだよ。1つのフレットに1本の指を割り当てる。
オーソドックスな運指練習の発展版だ。最初はゆっくり始めていいよ(テンポ60ぐらい)
POINT:リズムを一定にする。右手は1弦から4弦に降りてくるとき、1本の指だけで弾いても良いけど(譜面だと「人」)リズムが「はしりがち」になるのでそこは気をつけようね
譜面Kだと、一番最後は4弦10ふれで終わってるけど、各自好きなところまで上がっていくと良いよ。
アレンジして逆パターンでもやってみよう!
と、こんな所かな。弦の移動はなれないとつらいので、徐々にならしていこう。
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