海峡の女王廟・東京編(1)

はじめに

2000年,ついに一眼レフカメラを買ってしまいました。といっても,フルオートAPS。最初の被写体は,独身寮から見た朝日でした。これは新年にとっておくとして…。次の被写体は,東京・お台場にある船の科学館で眠る海峡の女王・青函連絡船羊蹄丸。


沖から臨む

羊蹄丸は,檜山丸の先輩船です。1954年の洞爺丸事故を教訓に,絶対安全な青函連絡船を造るため,1960年代当時の技術を集結して建造された船が,2代目「津軽丸」。羊蹄丸は,7隻つくられた津軽丸型の第6号船で,就航は1966年。そのオートメーション技術と,当時としては斬新なデザインは,現在の大型客船のデザインの基本となりました。

8000トン「級」の大型船です。左奥に眠っている初代南極観測船・宗谷号と比べると,その雄大さがわかります。

撮影ポイントですが…地上からではこの角度で撮るのは不可能です。海上バスに乗って,出航時にガンガンシャッターを切ったうちの一枚です。(連絡船撮影目当てで海上バスに乗っていたのは自分だけでした。(^^;))

撮影機材:Nikon PRONEA-S(フルオートモード)