モーヲタ,カップリングパーティーへ行く


はじめに

ごめんなさい。ここには萌え話はありません。はじめにお断り。

ぼくは,モーヲタになってしまう前,何度かカップリングパーティーなるものに出かけたことがあります。きょうの昼,ふと思い立って,久しぶりに出かけてみることにしました。きっかけは,会社の同期からの電話。行こうか止めよか考え中,なところに,以前つるんでその手のパーティーにでかけていたヤツから「遊ぼう」と入って来たんです。場所は渋谷の原宿寄り。ハロ屋本店に寄って,まぁだめならだめでいいかな,と。いいつつ…今回の異動で,近場で気軽に話せる異性がいなくなった反動もかなりあったりします(^^;)。…そういう場がないと,彼女いない歴9年とかそういう以前に,真人間として非常にまずいのでは,という危機感を持っているのです。友達として,近い立場で異性の友人が欲しい,というのは切実です。雇われ研究員なんて,そんなもんです。少なくともうちの部署は。

出かける前に,携帯電話から紺のののストラップを外し,のんちゃんを待ち受け画像から外し,さらに着信音ものんちゃんの声から他のに替えました。…ほら,やっぱり娘。って,引く人は引くもんだし。

原宿6:00集合

ということで,友人と,ひとがうじゃうじゃな原宿駅前で待ち合わせ。ひとしきり竹下通りに入った後,がまん出来ずにハロ屋本店へ。さすがに友人は付いてきませんでしたが。めぼしいものもなく,ひとを待たせていることもあって,すぐ退店。その後,彼も同パーティーに行くことになり,しばしコーヒーで一服。

三人祭

「♪勝負!勝負!勝負!勝負!パーティー!パーティー!」…というほど,がっついてはいません。そうなったときに,ろくなことはありゃしません。ぼくの方から好き好きビームを打ったって,「きしょっ!」で終わることの方が非常に多いわけでして。モロ理想論ですが,ぼくは友達から入って行く関係に憧れています。そのへん,中澤さんとは正反対ですね。

さて,こういうものをご存知の方には釈迦に説法なんですが…一応流れを。まずひとりひとり顔見せで数分ずつ話す時間をもらいます。その後,「これは!」と思う女性のところへ行って,話がふくらむか・相性はどうかなどを考えて話し,最終的にお互いの意志が一致した男女が知り合う(あとはおとなの責任で…どこまで求めているかなんかは,お互いの問題,ということですね。)というもので,まぁ超カジュアルなお見合いみたいなもんですね。細かいところは,セッティングをする業者ごとによって違って,腕の見せ所というわけです。

この業者の場合は,途中数回,好感度の高い人は…という投票アンケートをとって,その場で集計をしてくれます。その待ち時間の間には,BGMを流すんですが…そこに流れてきたのが「♪こんな私をまるごと愛して!ファイッ!」ときました…か…欲望渦巻くこのパーティーで「恋人は心の応援団」かよ!曲だけ聴いていれば,ふつうのひとはふつうに感じるんでしょうが…「カン梨華」へのトラウマを背負っているぼくとしてはちょっとブルーに。といいつつ,右手首は,あさみさんの見せ場である「き・み・が・い・れ・ば」を思い出して勝手にくるくる動いてしまうのでありました。やばい。

そして,第1回目のデータシートが届きました。これは,単に参加者をバイオリズム・血液型・占星術で分析する,というだけのものです。プライバシーやら占いの権利やらがあるんで,有名人との相性の部分だけをスキャンしてみました。以前参加したときは,瀬川瑛子なんて名前が出ていたんですが…今回は…

梨華ちゃんと相性がいいんだもんね,へっへ〜

えっと,小さいんで,名前だけ挙げますね。原千晶…天地真理(!)…伊藤つかさ(最近ヌードになったおねえたまですか…小学生時分はほんとアイドルだったのに…)…マッハ文朱…鈴木紗里奈…八木亜希子…森公美子(!!)…辺見えみり…そして,最下段…梨華ちゃん,キターッ!!…って,だからここではハロプロのことは忘れなさいってば。それよりも,梨華ちゃん以外の人選がびみょ〜なのが,ねぇ。今回のパーティーは,ある意味試金石なのです。ぼくからハロプロを取ったら何が残るのか?それで初見の女の子との会話が成り立つのか?さらに言えば,お友達をつくることができるのか?もっと欲を出せば,彼女いない歴9年を返上する日がくるのか?

結果

で,データやら他の男性の動向やらを分析し,いくらかの軌道修正を加えた上で,パーティーは続くわけです。きまずいことに,ぼくと友人で同じ女性とお話しする状態が続くことになってしまいました。ともかく,お話しは終了。富士急ハイランドのジェットコースターの話やら,(自分じゃちっとも見ないくせに)映画の話とか。もちろん,富士急行ったのがあややコンにひとりで行ったついでだった,とか,水野晴郎ちゃんばなしの出典が,裕ちゃんのANN-SSだったなんて,モーヲタ故の情報であることは全く出さずに。友人いわく,「お前はもうガンガンしゃべっていた」と。思うに,ヲタもだちなみなさんに「このときののんちゃんが…」って暴走モードに入っているときにかなり近かったんじゃないかと思います。これはこれで好みが分かれるところだとは思いますが…まぁいいか。ウソはついていないし,こうやってはしゃいでいる自分は,自分でも認めてあげないと。確かにこれは,いいときの自分なんだ,と。

ここの場合,いわゆる「お願いします」の意思表示は,昔懐かしい「ねるとん」のような直接形式ではなく,管理者経由での投票形式でした。話せて楽しかったし,ああいう自分になれて,それを許してくれる相手だ,というのは男女問わず得難いものですから,感謝を込めて「お友達になって下さい」と投票。待ちの間…こんどはあややの「The 美学」が流れてきました。…どっちかというと,カップリングの「I know」の方がこの場にふさわしいのでは…なんて突っ込みが頭をよぎりますが…そこは我慢。

こんなんじゃどんなことも手に付かないな

で,その場ではお友達になることができました。業者頼りとはいえ,30代前半を男所帯で過ごすことが決まったぼくが,真人間として過ごすにはいいきっかけとなることと思います。友人は,気を利かせたのかすねたのか,早々に退席。お茶くらいはしたかったところを,その方のお友達の事情で我慢し,ぼくも退席。駅前で別れ,友人に電話。ばっちりおごらされたわけです。が…教えてもらった連絡先に,電話もメールも通じないじゃありませんか!!その場で確認すりゃよかったんですが…お友達の事情が事情なのでそうもいかず。まさに,飲み屋で男二人して

ガ ッ ク シ

ときたわけです。世の中そんなに甘くないなぁ,こいつは一杯食わされたか…。

やじろべえ

が,メールは,単に送信事情が悪くて届かなかっただけで,時間を置いたらちゃんと届きました。電話番号も,詐称ではなく,機種変更前のものをつい書いてしまった,ということ。これも通じなかったらどうしよう,と思いつつ,あるひとりのモーヲタの健全な未来が開ける可能性が残されました。ということで,お友達がひとり増えました。

2002.11.04