第2日記をよくご覧下さる皆さんはご存知だと思いますが…この1か月で,実生活での流れが大きく変わってきています。職場のムードを支えてくれていた,( ここでは「果報者」としておなじみの)課長さんに降って湧いた異動話,来年に控えた課長補佐昇格試験,全く貯金が出来ない自転車操業状態の財政…そして,最大の変化が,先月の「文化祭」の直前にありました。ぼくの実生活での数少ない女友達から,その旧友を紹介されたのです。そして,この1か月,携帯メールの交換を続けていました。それらが,「あくまでぼくの問題として」ハロプロへのテンションが下がってきている,と書いてきた本当の理由です。いい加減いい歳のぼくですから,やっぱり考えちゃうんですよね。
で,一昨日,初めてその旧友と会ってきました。事実上,10年ぶりのデートです。が,事もあろうに…ぼくの最大の隠し事=自分が(いい歳をして!)娘。ファンで,一推しが辻さんであることも明かす流れになってしまいました。(さすがに,過去の自分の必死具合や,この日記サイトのことは伏せましたが(^^;。)にもかかわらず,次もあるようです。また会ってもらえることになりました。
何でそんな奇跡が起きたかというと…実は,先方が「THE ALFEE」の熱烈なファン=いわゆる『アル中』患者で,嗜好で虐げられる立場をよくわかるひとだったのです。それに救われました。そして,そちらの現場で,重症『アル中』患者の必死っぷりを目の当たりにしている分,多少の事では動じないよ,と(笑)。面白い言葉を聞かせてもらったので,ここに残しておきます。こういうかばい方もあるんだな,ということで(^^;。
女の子もね,「B'z」ならOKだけど「THE ALFEE」だと引かれちゃうことがよくあるのよね…男性だって同じでしょ?MISIAならOKだけど,ハロプロだと引かれちゃう…そんなもんでしょ?
そんなわけで,ぼくはもう,昨秋のおとめコン開幕〜正月の「ダブルユー」独立の発表〜5月の「ミニモニ。」・ミカちゃんとのお別れ,までの,あの熱い半年の頃の,必死な自分に戻ることはできません。や,戻るべきじゃないと決心した,というべきでしょう。どこかで落とし所を見つけて,軟着陸すべきだ,と。振り返ると,ぼくが「ハロモニ。」に,のんちゃんに魅かれたのは,一昨年までの職場での辛さを癒してもらえたからでした。悪く書くと,きっかけは「逃げ」だったんです。が…これから,職場での責任が重くなっていく事にせよ,こうした縁にせよ,実生活との折り合いをつける時期に来たのだ,と強く感じています。それに…ぼくは,「ハロプロを取ったら何も残らない」という人間にはなりたくないのです。それが,ぼくが似非ヲタたる所以。
けれど…不思議な事に,『必死にはなるまい』と決めると,かえって楽しくなってくるんですよね。必死にならないと味わえない道だけじゃないんだな,と。『この日記も「飯田四姉妹」の離散で終わりかな…』と,弱気になっていましたが,以前書いた「8月1日で一度気持ちをリセットして…」というのを,今は前向きに実践できそうな気がしています。向こうも『アル中』を治すつもりはないようですしね(笑)。それだけじゃなく,娘。なり「ダブルユー」なりからもらった愛おしさを,自分の中で消化して自分のものとして,その上で,そこから離れた自分の実生活の中で誰かに返せる,というのは素晴らしいことかも知れないな,とも思っています。
2004.07.19:日記から移動(原文まま)