ATTACK CONへの長い道
- Part2 -



2005年6月26日 日曜日


さ〜てミニ装輪魂ネタもできたことだし、いよいよ本格始動ですよ〜。
再開第1回はついに車体工作に突入ぅぅぅぅっ。

いきなりですが、やっちまったよハハハハ・・・

とりあえず、ディティール云々の前に直線と平面を出さにゃどうにもならんな、 てことで外科手術に踏み切りました。
もう後戻りはできない・・・



2005年7月3日 日曜日


3突の開きでございます・・・



2005年7月7日 木曜日


作っていく程に問題が露呈されて、だんだんパーツが細切れに・・・(涙)
転輪の左右非対称を再現するために左側面は2箇所に切り込みを入れ、前に1mmのスペーサーを 噛ませ、後ろはその分カット。

リターンローラーは前後方向はともかく、高さが低すぎるので根元から丁寧にカット、再接着の 予定。
ともかく、3号系は足周りがキモだと思ってるので妥協はできません。

エンジンデッキは水平になっているので、(実車はわずかに後ろ下がりの傾斜)シャーシ側を 斜めにカットする予定です。



2005年7月18日 月曜日


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とにかく、このキット戦闘室のパネル分割が左右対称じゃないし、左側がひしゃげたように凹んでるし、 面はでこぼこという範囲を超えて完全に反り返ってるし、初期型3突の特徴である戦闘室の後ろオーバーハング がちゃんと再現されてないし、要するにダメダメじゃん

いっそのことプラ板で新造した方が早くていいものができそうだけど、ここはコンの主旨を尊重して なるべくキットパーツ使うようにしてます。(って、プラの塊としてしか使ってないけど汗)

とりあえずヤスリで平面を出して、プラ板を接着、あとはひたすらフリーハンドのヤスリ掛けで 規定の寸法に仕上げるわけですが、斜面の角度が浅いので左右対称にしつつ、エッジを立てるのが大変。
面とヤスリの平行に気をつけて(エッジを削り過ぎるとやっかいなので)シュッ、シュッと2〜3回やすって 目視確認、という作業を納得いくまで繰り返すわけですね。
学生時代から機械加工の実習は得意でしたので、そんなことを思い出しつつ、無心でシュッ、シュッと・・

図面は4〜5枚用意して、必要に応じてどんどん切り抜いて型紙として利用します。
T34ショック以前のドイツ戦車は避弾経始をほとんど考慮してないので、図面がほぼ実形図として使えるのが ありがたい。

特に初期の3突を見るたびに思うのですけど、よくこんなに複雑な面構成にしたなと。
さぞ生産性は低かったろうに、その割りに避弾経始を考慮してないってのは木を見て森を見ずっていうか、 合理性よりも機械単体の完成度を重視するというドイツ人のメカオタクっぷりを示してるのでしょうね。
戦闘室の背面に弾が当たったらエンジンデッキに飛び込むと思うんだけど・・・
ロシア人やアメリカ人は絶対こんな設計しませんね。

ま、そのおかげで後世の戦車オタクが「かっこいい」とか喜んでるわけですが。

2005年7月30日 土曜日


マフラーはエポキシパテでボリュームアップ。
排気管は伸ばしランナーで。
と書くと簡単そうですが、20本くらい伸ばしてやっと作ったパーツをピンセットで飛ばしてたりしてます。(泣)

その上の斜めの装甲板は角度がおかしいので切り離して再接着。
面の折れが1こ多いのでそこも同時に修正します。
(F8型とごっちゃになってるっぽい)

前面装甲も角度を微修正して基本形状の工作は完了。
疲れたけど、ここまでくると正直ほっとしますね。
この後、サフを吹いてキズを徹底的につぶしてから溶接痕の再現、ディティール工作へと進みます。


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