お蔵出し



休みを利用して2年ぶりに実家に帰りました。
実は今回は単なる帰省ではなく、ある目的があったのです。
私が実家を出たのは22年も前になりますが大量にあった模型関係のものをそっくり 残していったのです。
狭い下宿にそんなもの持ち込むことはできませんでしたから。
大学、就職となんだかんだと忙しく、自然と模型から離れていって過去を懐かしむ暇もなく、 忘れさっていたのですが最近AFVをまた作るようになってから気になりだしたのですね。
あれが残っていないかなあと。
2年前に家の者に聞いたときは多分無いだろうということでほとんどあきらめていたのです。
しかしその後倉庫を整理したら出てきたとの知らせがあり、去年は事情があって行けなかったのですが、 ようやく今年勇んで出かけたというわけです。
で、中身はというと・・・
私の作ったガラクタはどうでもいいのですが資料として結構貴重なものもあるので 一部をご紹介します。

これはフジミWAシリーズの製品カタログです。
確かフジミ社に切手を同封して送ってもらったもの。
昭和50年度新製品(笑)として1号指揮戦車、1号自走歩兵砲ギガント、2号戦車、 マーダー2、2号自走歩兵砲、べスペがシルエットで予告されています。
シャーシを共用した省力開発を考えていたようですがそれにしても渋いね。
同じカタログのワンカットシリーズのページ。
これは再販してほしいアイテム。
この箱絵にワクワクしたものですよ。

Voice Of Fujimiというタミヤニュースのフジミ版のようなPR誌。
内容は「ドイツ軍の野戦築城」とか「日本軍の渡河用機材」とかすごいディープ。
執筆は中西立太氏、上田信氏とぜいたくな陣容。
力が入っていたね。
唯一残っていたワンカットシリーズの箱。
中身はシャーマンのスカートの残骸が発見されただけでした。残念。

ニットーのチラシ。
多分キットに同梱されていたものだと思います。
連結ジオラマが懐かしい。

漫画雑誌に載っていたハセガワ・ミニボックスシリーズの広告。
昔はよくこのような広告がありましたがタミヤを別格にすれば ハセガワのが一番センスがよく、作例も上手かったですね。



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