6時起床。酒田は相変わらずの曇天。ここから,まず陸羽西線で新庄に抜けます。
快速「最上川」号は,これまた前回から再登場のワンマン対応の新型気動車(キハ100系列)で運転されています。が,中身はちょっぴり豪華でした。観光鉄道マニアからすれば大歓迎。1時間ほどで,山形新幹線の終着駅・新庄に到着。
新庄駅・奥羽本線山形方面乗り場。
左が山形線普通列車,右が山形新幹線。
山形方面から来た列車は,全てここで折り返します。
結局この日は,仙台に行くことに決まりました。そのため,まず新庄からは山形へ出ることになります。山形からは,そのまま山形新幹線で福島へ抜けて東北新幹線を使うか,仙山線を使うかどちらか。時刻表とにらめっこした結果…山形新幹線をかみのやま温泉駅で降りました。…ん!?何で山形でも福島でもないところで…?
「かみのやま温泉」の駅名通り,上山市は温泉街でして,旅館以外にも町中の至る所に共同浴場があります。このうちの1軒でひと風呂浴びて,次の電車で山形に引き返し,仙山線で仙台へ出ることにしたんです。かみのやま温泉街は,酒田での曇天が嘘のような快晴。あせだくになりながら,駅からいちばん近い共同浴場まで歩く。入浴50円。洗髪(シャンプー用のシャワー使用)50円増。東京で銭湯に週2回行くお金(@400円×2回)で,毎日入浴+洗髪できる。嘘のような値段。さらりとして熱いお湯でした。
今回入った,二日町共同浴場。かみのやま温泉駅からは比較的近い。
山形までは,普通列車で引き返します。といっても,先程の新庄駅構内のようすのように,奥羽本線の福島〜新庄間(山形新幹線・山形線)は,線路幅が新幹線規格になっているので,他の路線の電車は入ってこられません。来たのは,新庄駅で見かけたのと同じ形の近郊型電車。山形に着くと,もう仙山線の列車がホームに。今乗ってきたのと同じ形の車両です。…仙山線と山形線は線路幅が違うのに…何で同じ車両が…どういうことだ…と思ったら,何のことはない。車体は見た目同じでも,車輪部分だけ違ったのでした。
こちらが,山形駅で待っていた仙山線(在来線)用の電車。
こっちは山形線(奥羽本線の新幹線区間)用。
線路の幅が,左右で違うのがわかると思います。
仙山線は,山形から仙台までの山岳区間を抜ける線です。面白山やら山寺やら,とにかく「山」づいた線。ここまでで,ひとり旅はおしまいです。
…仙台に着いてからは,前回同様知人と飲みました。昼から飲むのも,前回同様。8月最後の日曜日ということもあって,帰りの東北新幹線はものすごい混雑。知人と別れたのが19時だったんですが,とれた指定券は20時の列車。寮に戻ったのは23時になりました。かなりくたくた。翌日も休暇にしておいて,本当によかったと思います…。(^^;)
骨休め用に確保しておいた休暇。
朝,写真を現像に出しました。今回は,鉄分補給の撮影旅行のつもりだったんですが…撮ったフィルムはAPS25枚撮りで8本!その日のうちに見たくて,高いけど速い店に出しました。午後,ネガフィルムが帰ってきました。支払いは…10000円オーバー。まさか現像でそんなに払うなんて…覚悟はしていたとはいえ,きつい出費でした。(^^;)
その1週間後,リバーサルフィルムも現像から帰ってきました。こっちは1本現像+インデックスのみで1800円程度でしたが…店のポイント還元だけで済んでしまいました。それだけ貢いでいる,ということですね。(苦笑)