過去のQ&A解説編(その1)

目次
その1 その2 その3

PICK-UPについて

弦がフレットに当たって「ペキペキ」という ハシらないようにするには
弦高の調整について ローフレットでのハンマリング 5弦ベースについて(手が小さい人の場合)
リズムキープについて 音質について 爪を切ろう
指弾きとピック弾きの違い 弦の張り替え時のEQの調整 指の割り当て
PICK-UPについて
PICK-UP。文字通り「音を拾う」所です。
カバーを開けると
磁石とコイル(金属の線がグルグルと巻かれています)が入っています。
原理がどうなっているかは、
フレミングの法則を思い出してもらえると良いのですが、難しくなるので省きます。(笑)
要は、
弦の振動を微弱な電気信号に変えている訳です。

ピックアップには2種類あり、
@パッシブタイプ
Aアクティブタイプ
があります。

では、大まかな違いについて説明しておこう。
@パッシブタイプ
 ダイレクトに弦の振動を拾ってアンプに伝えます。当然、若干のトーンコントロールは可能ですが、その特性により、
比較的素直な音色になります。
Aアクティブタイプ
 拾った音を
ベースに内蔵されたサーキットを通して、音色を変えることができます。低音をブーストして、野太い音にすることもできます。
トーンコントロールはパッシブの比ではないくらいですが、微妙な調整ができないため、細かい調整は他の機材(イコライザー等)に譲ります。
手元で音色を変えたいときに便利です♪
また、
9V電池(←四角い電池)を必要としますシールドを繋ぎっぱなしにしておくと電気を食います
忘れた頃に電池が切れて、
「音が歪む」現象が起きますが、大体の人が原因がわからなかったりします(笑)
電池は使用頻度にもよりますが、1年に1回は変えましょう
(電池は大体、ボディ裏側に専用の蓋らしきものがついているか、サーキットが入っている所に一緒になっています。一度、自分のベースの裏のビスを外して、チェックしてみましょう。)
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弦高の調整について(必要なもの:6角レンチ・ドライバー・チューナー

「弦がビビる」OR「弦高が高すぎて弾きづらい」状況を打破しましょう。
「弦高」の調整の仕方
「弦がビビる」場合、「アンプを通すと普通に聞こえる」事もありますが、基本的に生音で気になってしょうがない場合は、 調整し直したほうが良いでしょう。
「弦高が高い」場合も、クリアーな音が出ますが、押さえづらいのも確かです。気になるなら、やはりこれも調整したほうが良いでしょう。
では、 以下に沿って作業してください。(下図も参照してください)

@弦を緩める(4本とも)

A一番細い「レンチ」(←6角レンチ:何ミリか忘れましたが、購入時に SETで付いているはず。通常2本入っています(太いヤツはネックの反りを 直すためのもの)友人からの貰い物の人は、ソフトケースのポケットに 入っている場合もあります。見てみましょう。なければ、楽器屋で売ってます) で、「ブリッジのコマ(←弦の高さを調整する。2箇所に穴が空いているに「レンチ」を突っ込んで締めてやります。すると弦高が上がります。反対に、弦高を下げる場合は逆に回してやれば良いわけです。

B好みの高さになるまで、調整する

以上です。 ただし、弦高を変えると「ピッチ:音の高さ」も変わってしまいます。

「ピッチ」の調整の仕方<オクターブ調整

開放弦と、12フレットを抑えた時の音(4弦で例えれば“E”)がチューナーで測ってやると、ずれている場合があります。
その場合は、ピッチの調整もしなければなりません!
「コマ」は多分、長いボルト(バネが付いています)で貫かれているはずです。
ベースのブリッジ側からネックを見た場合、大体は弦を通す穴の横に そのボルトの頭があります。
それをドライバー(多分“”)で廻して、開放弦と12フレの音をJUST‐TUNEにしてください。

これで、全ての調整はOKです♪このページのTOPへ

リズムキープについて(必要なもの:メトロノーム・リズムマシン)
リズムキープ
@メトロノーム・リズムマシンを使う
A指をできるだけ弦に対して直角に当てる(ピックも同様に直角に当てたほうが良い)
を念頭においてください!
メトロノームは音が小さいので、ベストタイミングで音を出したときに「音が消える!」現象が起きます。
(リズムマシンの場合、ハイハットの音だけにして音量を小さめでやろう)
それをずっと続ける事ができれば、リズムキープは完璧になります。(これはピック弾きでも同じです)
指を直角に当てれば、指の長さの「差」がカバーできるので最初のうちは意識しておこう!
そして、慣れてきたら「リズムマシン」を使ってみましょう。ドラムとのコンビネーションを意することで、更なる「リズムの感覚」が身につくはずです!このページのTOPへ
指弾きとピック弾きの違い(ピックで弾くとなぜ硬い音になるのか)
指が強化プラスチック並に硬ければピックのような音になるでしょう(笑)
冗談です。
考えられることはいくつかありますが、、、、
@弾く位置:ピック弾きの人ってブリッジ寄りで弾きますよね?まあ、使い分けもしますが。これで大分硬めの音になっているかと思います。指弾きはどちらかというとフロントピックアップの辺りで弾くので、どうしても音がまろやかな感じになるかと思います。←写真:リアピックアップの上で弾くと、指弾きでも幾分硬い音になりますよ。
Aこればっかりはしょうがない「材質」:もう、他に何も言いません。
指は「柔らかい」。ピックは「硬い」から。ちなみに、ピックでも「THIN」を使うとかなり柔らかい音質になります。が、ほとんどの人は「HARD」「Ex.HARD」を使ってると思うので、そういう音質を聴く事は「まれ」だと思います。
B弾き方:ピックで弾くとボディーに対して「平行に弦に当たり」ます。反対に指で弾くと「垂直に弦に当たり」ます。これで弦の振動が「左右」に振れるか、「上下(←もちろん左右にも振れますが)」の違いが出ますので、フレットに当たって「パキパキ」なる独特の音色になるわけですね。
で。人によってはなかなか指に力が込められない人もいるでしょう。その場合指を真っ直ぐに伸ばして弾いてみてください。そう、叩きつける感じです。スティーブ・ハリス(アイアンメイデン)を意識するように、、、、、
僕の弾き方はそんな感じです。
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