過去のQ&A解説編(その2)

目次
その1 その2 その3

PICK-UPについて

弦がフレットに当たって「ペキペキ」という ハシらないようにするには
弦の調整について ローフレットでのハンマリング 5弦ベースについて(手が小さい人の場合)
リズムキープについて 音質について 爪を切ろう
指弾きとピック弾きの違い 弦の張り替え時のEQの調整 指の割り当て
弦がフレットに当たって「ペキペキ」という
えっとですね。僕はフルで年がら年中ペキペキなってます(笑)
まあ、曲によっては鳴らないほうがいいこともありますネ。
それではどうすれば良いか?
@気にしない(笑)
↑生音だと気になりますけれど、アンプを通すとセッティング次第ではほとんど聴こえません。(高音をカットしてやればよい訳です)
A弦高を上げる
↑Q&A参照<弦の調整について>
弦高を上げることでフレットに当たりにくくなるため、ペキペキ音は低減されます。僕はスラップ用に弦高は低くしているのでかなりペキペキいいます。
B弾き方を変える
↑僕のように弦を叩くように弾くと「ペキペキ」と大きな音がします。少し指を曲げて引っ掻くように弾くと鳴りにくいかと思います。

が。スタイルの問題ですね。僕はむしろペキペキしてた方が良い音に聴こえるし。
なので@をお奨めします♪(笑)
普段はアンプを通して練習してるのでしょうか?
でしたら
高音部(HIGH TONE)のつまみを少し下げてみましょう
これで幾分、弱まるはずです。
ただ、ペキペキ音はフレッテッド(フレットのあるベース。ないものはフレットレス)の宿命だと思います。
あんまり深く考えないでもいいと思いますよ〜
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ローフレットでのハンマリング(薬指の代わりに小指でも良いのか)
ベース講座中の「もっと弾いてみよう!」<ハンマリング・プリング>を参考にしてください。
ローポジション(フレット)でのハンマリングは、小指でも結構です。
が!
場合によっては2連のハンマリングもあります(そんなにないけど)
要するに「薬指でハンマリングした後、更に小指でもハンマリングする」こともある、ということです。(ハイポジションの方が頻度は高いですが)

ちなみに、僕のハンマリングは大体小指を使っています。
それで支障はありません(今のところ)
ハンマリングよりも、むしろプリングの方が音にならない可能性もありますね。
結論:使う指はどちらでも構わないでしょう。しかし、やっぱりローポジの弦のテンションに負けないぐらいの握力(指の力)は必要かと。
解決方法:まずは、弦のテンションを落としてみましょうなるべく「ライトゲージ:細い弦」を使うようにして、テンションを落とし、器具を使って握力の強化を図る。これで解決だ!!(笑)
・・・・・でもね。
ちゃんと小指の鍛錬(ハンマリング&プリング)をしてれば、音は出るようになってきますよ。
僕みたいに左手の小指が右手の小指より太くなってきますから(微笑)
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音質について(より気に入った音質に近づけるには)
ベースの音に関しては色々個人の好みとか演る音楽のジャンルによっても異なってきちゃうとは思うけれども、とりあえず一般的な「音作り」についてお答えしますね。
僕は「アンプ直」なんで、主に次に挙げるうちの「1・3」で音を作ってるけど。
参考までに、3つほど音の作り方を挙げてみますネ。
1.アンプとベースのイコライザーの組み合わせを試してみる
@「ベース本体のイコライザーをフラットな状態にする」
A「アンプのイコライザーをフラットな状態にする」
B「少しずつツマミを動かしながら気に入った音が出るように調整」

 というのが、普通の音作りの仕方かな〜
 
「ジャズ系」なら比較的フラットで中音域を上げるような感じかな。
 
「ロック系」なら低音をガンガンに上げて、若干高音域を上げてあげると「らしく」なるかも。
 
「ファンク系」なら低音はそこそこに、低中音と高音域を上げる感じ。チョッパー(スラップ)やるなら高音は結構上げても大丈夫だよ。
だけど、この辺はあくまで好みだから、全てじゃあないです。念のため。
フラットの状態から少しずつツマミをいじって、自分の好きなアーティストの音に近い音を探すのが良いんじゃないかな、と思います。はい。
注:アンプによってかなり音が変わります
2.イコライザーをかませる
ベースとアンプの間に「エフェクター」というものをつなぎます(←ギターの友達はいっぱい持ってるんじゃないかな?)。ちゃんと、ベース専用のものが売られています。そのエフェクターの種類で「イコライザー」(←写真参照)というものがあります。AVアンプでお馴染みだと思うけど、特定の音程を強調できる優れものです。
当然、
イコライザーで「低音域を上げてあげれば野太い音」になります。が!それだけだと、ちょっと音の輪郭がはっきりしない感じです。「高音域も上げると金属的な音」になるので、個人的には低音&高音域を上げています。
↑中音域はむしろ下げ気味なのでかなりインパクトはあります(いわゆるドンシャリと言われる音質です)
ただし、中音域(特に2・3弦のミドルフレットあたり)はギターの音に消されてしまう可能性もあります。
ほかにも
「パライコ」という、音域を変える、似た感じのエフェクターもありますが初心者には扱いにくいと思うのでまずは「イコライザー」で試してみてはいかがでしょう?
3.弦を張り替えてみる
今使ってるゲージ(弦の太さを表す)はなんだろう?買った時のままかな?替えていないのなら、色んなゲージのものを試してみると良いかも!?
 
太目の弦:テンションがありすぎて弾きづらいけど野太い音がでる
 
細目の弦:弾き易いけどパワーがないように感じる
(アドバイス:値段は2000円〜ぐらいのものを。780円とか980円とかあるけれど、当たりハズレがあるので・・・・・)
と、こ〜んな感じだなぁ。
こればっかりは
使うアンプなんかで全然音も変わってしまうこともあるので、その場その場で応用できないといけないけど、「とりあえずの基本の音」というものを確立させておくと良いでしょう。

あ、最後に
「ピックアップを替える」という技もありますが、まずは今あるもので音作りをするのが良いでしょう。
―――――僕のベースはほとんどいじってない(改良してない)。でも自分でも気に入った音で演奏してますヨ。
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弦の張り替え時のEQ調整について
みなさん、弦を張り替えたら、いつもよりアンプの高音部分を少しだけ、下げてやりましょう。(トレブルとかその辺。周波数でいうと1KHz&2KHzぐらい)弦を張り替えると、倍音が極度に自己主張してきますので(それが気持ち良さにつながってるんだけど)、少し押さえてやらないと音が「ギンギン」になりすぎちゃいます。
まあ、その「ギンギンさが売り」の音作りをしている人は別に構わないですけれどネ(笑)←何を隠そう、自分も結構その手だったりする
ただ、適度にしてないと、他のメンバーから苦情が出る場合がありますのでご注意をば・・・・・・
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