悲しみ本線

16時。青森駅でみやげを買う。寮の管理人さんには,「気になるりんご」という弘前のお菓子。仙台で合流する知人には「いのち」という「萩の月りんご味」のような菓子。狙っています。…昔から,みやげ菓子には似たものが多いっていうのはお約束です。しかも,ドラマタイアップものだし。>「いのち」

寝台特急・日本海2号に乗り込みます。寝台特急ですが,青森〜秋田までは,B寝台車のうち1両を指定席車として扱ってくれます。これのおかげで,ぼくは夜のうちに秋田まで行けるわけです。

B寝台車の通路

B寝台車の通路。今となってはちと窮屈。

座席は3人掛けの向かい合わせ。青森では3人掛けの向かい合わせのうち,ぼくの他ひとり。そのおじさんの持っていた時刻表は,JTBでもなく弘済出版社(JR時刻表)でもなく,「交通案内社の日本時刻表」。これを選んで買う人は,かなりの確率で鉄道マニヤです。(中型版でJR線全線全駅載っているのは,JTBも弘済出版社も出していません。鈍行旅行の必需品。)あとで話してみたら,やっぱり汽車旅が好きな通。これ,同じ穴のムジナとも言います。(笑)弘前で,剣道少年が大挙して乗り込んできました。大館で女性がひとり。これで3人掛け向かい合わせののうち5席が埋まりました。繁盛してます。…けど,この指定券を東京で買うのは大変です。なんたって,駅員が「青森〜秋田までは,B寝台車のうち1両を指定席車として扱う」っていう特例を知らない!ぼくは,御徒町駅で10分くらい待たされました。

結局,日本海2号は定刻10分遅れで秋田着。ここからは普通列車です。ローカル線区ならではの古めの電車を期待していたのに,来たのは最新鋭のワンマン運転対応車。これにはちょっとがっかり。さらに,車内放送が女声。これは自動放送かとがっかりしたんですが…肉声でした。乗務していた車掌が本当に女性だったんです!ちょっとうれしい。(単純?)

どうも,奥羽本線在来線全体に10分程度遅れているようです。在来線部分は単線なので,この遅れを吸収するのは無理。(駅での行き違い待ちのせいで,上りの遅れが確実に下りに伝わるからです。)自分が乗った列車は秋田を定刻に発車したんですが,途中の羽後境で行き違う列車がやってこないため10分余計に停車。その間カメラを持ってホームに降りてみました。ものすごく静か。蛍光灯のノイズと雪のしんしんと降る音以外何も聞こえない,幻想的な世界でした。無理矢理撮影してみたんですが…仕上がりはどうだろう?(結局ダメでした。とほほ…。)

20時55分。やっとのことで大曲まで。ここで乗客のほとんどが入れ替わります。結局遅れは縮まらないまま,きょうの宿・横手に到着。横手も雪でした。