住宅版エコポイントの工事をしました。
三省合同事業説明資料

4月の初めにエコポイントを申請しました。今日6月11に受付のはがきが到着エコポイントゲット
固定資産税減税の手続きも完了
残すところは所得減税の申請です。これは確定申告のときに提出です。

 窓のエコポイント
 断熱のエコポイント
 バリアフリーのエコポイント
 その後の省エネ効果

住宅版エコポイントがスタートしました。ただし補正予算通過後の完成が条件です。
  1.窓の断熱強化
  2.床・壁・天井又は屋根の断熱強化
  3.1または2の断熱強化+バリヤフリーでポイントアップになります。
ポイントの上限は300,000ポイント(内バリアフリーの上限は50,000ポイント)
その上に省エネ減税も加算されます。
  上限200万円のうち10% 20万円+固定資産税の一部


内窓施工

20%削減


複層ガラスに交換

7%〜16%削減

断熱強化

          おまけ
             バリアフリー施工
                ・手すりの取り付け
                ・開口部の拡張
                ・段差解消

窓のエコポイント

大きさの区分

1箇所あたりのポイント数

内窓設置※1

外窓交換※2

ガラス交換※3

面積※4

ポイント数

面積※5

ポイント数

2.8u以上

18,000ポイント

1.4u以上

7,000ポイント

1.6u以上

2.8u未満

12,000ポイント

0.8u以上

1.4u未満

4,000ポイント

0.2u以上

1.6u未満

7,000ポイント

0.1u以上

0.8u未満

2,000ポイント

 内窓の設置の場合の目安 省エネ削減みなし率20%(W地域)
  1間間口で掃き出し窓の場合は18,000ポイント。
  1間間口で腰高の窓の場合は12,000ポイント。
  それ以外で40cm×50cm以上あれば7,000ポイントになります。
  窓ガラスのみ交換はみなし削減率7%又は16%になります。
断熱強化のエコポイント

イ)施工部位別ポイント数とみなし削減率

施工部位別ポイント数

外壁

屋根・天井

100,000ポイント

30,000ポイント

50,000ポイント

省エネ削減率7% 省エネ削減率6% 省エネ削減率4%

 省エネ効果は窓ほど高くありませんが高気密と窓・床・壁・天井の組合せで39%の省エネが実現します。
 大規模改修の予定のある人は考慮する価値があります。

NEDO 平成20年度住宅・建物高効率エネルギーシステム導入促進事業―住宅に係るものー公募要領より抜粋

 改修する部位(組合せ)W地域「関東から一分九州地域」の削減率です。
窓1 窓2 窓3 外壁 天井 LD 気密 みなし削減率
1 家全体の改修 7%
2 16%
3 22%
4 7%
5 24%
6 27%
7 28%
8 31%
9 39%
10 部分(LD)改修 15%
11 21%
12 3%
13 18%
14 25%
15 21%
16 28%
17 35%
18 42%
19 46%
20 53%
21 部分(LD)改修内窓 20%
22 20%
23 21%
24 23%
25 37%
26 41%
27 1Fのみ 4%
28 18%
29 2Fのみ 6%
30 19%
窓1 アルミサッシ複層ガラス(3−6−3)K4.65
窓2 熱遮断アルミサッシ複層ガラス(3−6−3)k4.07
アルミサッシ複層ガラス(LowE遮熱タイプ)K4.07
窓3 樹脂サッシ複層ガラス(LowE遮熱タイプ)K2.33
内窓の場合
窓1 樹脂サッシ単層ガラスK2.91
窓2 樹脂サッシ複素ガラス(3−6−3)K2.33
窓3 樹脂サッシ複層ガラス(LowE遮熱タイプ)K2.05

内窓のK値については、「外窓+内窓」のトータルの値を示す

バリアフリーのエコポイント

手すりの設置

○便所の手すり設置

箇所数にかかわらず

5,000ポイント

○洗面所の手すり設置

箇所数にかかわらず

5,000ポイント

○浴室・便所・洗面所以外の居室の手すり設置

箇所数にかかわらず

5,000ポイント

○廊下・階段の手すり設置

箇所数にかかわらず

5,000ポイント

段差解消 ○屋外に面する出入り口(玄関・勝手口等)の段差解消工事

箇所数にかかわらず

5,000ポイント

○浴室の段差解消工事

箇所数にかかわらず

5,000ポイント

○屋内(浴室を除く)の段差解消工事

箇所数にかかわらず

5,000ポイント

廊下幅等の拡張 ○通路の幅を拡張する工事

箇所数にかかわらず

25,000ポイント

○出入口の幅を拡張する工事

箇所数にかかわらず

25,000ポイント

改修後の省エネ効果検証

   NEDOのW地域の平均値を使って検証
 戸建て住宅の標準消費エネルギー量(一時エネルギー量 単位MJ/年・世帯)
  暖房 18711MJ
  冷房  3999MJ
  合計 22710MJ
 内窓を設置した場合は20%の削減になります。結果は約4500MJの削減になります。

下記の表は使用エネルギー別の冷暖房削減比較です。

エネルギー 暖房費 冷房費 暖房機器の効率 年間削減合計機
電気 22,869円 COP2.67

1,830円
COP1 24,699円
灯油 10,184円 80% 12,014円
都市ガス 15,468円 75% 17,298円
LPガス 20,984円 75% 22,814円

※電気の暖房の効率を1で計算しましたのでエアコンを使っての暖房は大幅に削減していますから削減額は下がります。
     (COP1の設備は電気床暖、電熱ヒーター等です)
  暖房性能COP2.97のエアコンで計算すると7,700円/年の削減になります。(削減金額は下がります)
  最近のエアコンはエネルギー効率500%(COP5)以上のものもありますから
  冷暖房費の大幅削減は古いエアコンを取り換えるのが一番です(目安は10年前)。
  ガスの暖房機も灯油の暖房機も今はさらに良くなっています。
  エネルギー価格電気22円/KWH、灯油1450円/斗缶、都市ガス155円/m3、LPガス450円/m3で計算