巻頭言山と雪に憧れて数十年、全力で頂きを目指し、美しい景色に感動、無性に楽しかった。想い出の山日記。最近、世界中で不寛容な政治が横溢している。戦後の焼け跡で育った私は二度と戦争をしてはならないと思っている。山に登れるのも平和があってこそだ。政治について無関心ではいられない。 |
筆者プロフィール上杉幸彦1943年生まれ 大学時代ワンダーフォーゲル部で山の魅力に取りつかれ、以来、山に親しみ、山に慰められてきた。 日本不動産銀行(日本債券信用銀行)入行。退職後、小説を書き始める。 著作(ペンネーム田代恭介) 「日債銀破綻の原罪」 「青いシュプール」 |