12月24日の夜…「THE ALFEE」のクリスマスライブを終え,ぼくの部屋を初めて訪ねたクロサワさん。部屋に上がると,まずCDラックを見に行きました。そして…
へぇ〜,やっぱりハロプロばっかりなんだ!
…と。そして,ポスター類のうち,唯一壁に残しておいた,いわゆる「オフセット版画」(絵画の公式レプリカ)を発見。
この絵もグッズだよね…いい絵…ええと…誰のだっけ…
…すぐにハロプログッズだとわかってしまいました(笑)。で,「ハロプロで絵を描く人っていったら,ひとりだよ。」と振ると…
…あぁ,飯田圭織だ!
…正解でございます,はい。よくできました(^^;。と,まぁ…クロサワさんは,非ハロプロヲタとしてはかなり知識がある方です。なので,もうそっち関係でこそこそしてもしょうがないかなぁ,と観念し始めています。結局,「娘。カレンダー」の2005年版も,今日赤羽の新星堂で見つけて買ってしまいましたしね。「ミニモニ。数え歌」のポスターも,元通りかけました。そんなわけで,年末に向けて,ヲタ濃度がちょっと上がりぎみのしいめがお送りします。こんにちは。(第2日記で予告していた,「ハロプロヲタから見たアルコン」については,年越しライブを見てからにさせて下さい。)
で。ここから「音盤」の話題。なぜ新星堂に行ったのかというと…昨日は大雪で買い物が出来なかったんで,買いそびれたんですよ,飯田さんのアルバムを!今聴いています。既に完成されているジャンルを元にした,非つんく路線…これへの是非はかなり別れるでしょう。ですが…今のハロプロ…特にライブは,ファンの一部が,(ぼくがついていけるかどうかは別として)これまでとは違う熱さを持って,必死にならずに見つめていこうというファンを排除するように働いてしまっているように思います。どれくらい必死かというと,こどもに見せたいはずの「ハム太郎」の舞台挨拶で,あややに
大きいお兄さんばっかり…
…と言わせちゃうくらい。「ダブルユー」の舞台・「キャラ&メル」では,待望の最前親子席化が実現し,やるなぁ,と思っていたら,「おはスタ」での宣伝が…やっぱり小学館プロの助けがないとそこまで踏み切れないのか,UFAは…それはいいとして。
ぼくは,飯田さんには,そんな「必死」な修羅場となっている客席とは別の道を進んで欲しいなぁ,と常々思ってきました。そんなぼくにとって,この路線は大歓迎です。必死にならず,先を見つめていくには,ちょうどよい狙いです。中澤さんが独自の雰囲気と流れで今なおファンを魅了するように,飯田さんにも独特の世界を広げて欲しい…そう祈っています。逆に,今の現場の「お祭り騒ぎ」が大好きで,娘。コンで「ドアの向こうで…」がかかっても「PPPHもできねー曲なんてさぁ」という方には,この新譜は全くお勧めしませんが。
そして。以前ぼくは,クロサワさんと初めて会った直後の更新で,「ハロプロから受け取った愛おしさを,実世界に返すことができるのは幸せな事かも知れない」と書きました。が…このアルバムは,その逆の流れなのです。メンバーの歌から,実生活での恋心を読み解いてもらえるなんて!それくらい,今回のアルバム曲で歌われている内容が,今のぼくにしっくりくるんです。思えば,ぼくが飯田さんを初めて納得できたのは,「のんちゃんを映す鏡」としてでした。そんな「ののかお」への愛おしさは,今でも持ち続けています。が…そんな「お姉さん」ポストから解放される飯田さんが,ぼくにこんな形で「お返し」をくれるなんて!
芸能活動を続ける限り,飯田さんとのキャッチボールを続けたい…この先も,細くても構わないから(今のハロプロを見る限り,太く推され過ぎることは,メンバーにとって幸せだとは限らないように思えるのです。中澤さんがちょうどよいかと。),独特の世界を見せてもらえる環境作りを(事務所にお願いしたいのはもちろん,ファンの側も)…そんな祈りが浮かぶ1枚なのでした。